やっと
「コウラン伝」を見切りました。
秦の始皇帝の親の代から始皇帝に引き継がれるまでの、
呂不韋、楚の人質から王となった子楚、そして始皇帝の母のコウランの三角関係から子供が王位を継ぐまで、最後はロウアイの乱などかなり端折っての展開でした。

秦の始皇帝は、今並行してみている「ミーユエ」の代、これは始皇帝の曾祖母になる宣太后の話で、ミーユエ(宣太后)の子供禝(ショク)が幼少時に大王として即位するのですが、この大王が「コウラン伝」でわずかに最初だけ出てきます。かなりのおじいちゃん大王として^^

で、今日は昨年かな?いやもう2年前になるのかな。千葉で引っ越しの作業のときに一人でテレビでみていた「昭王 大秦帝国の夜明け」も夫と1話だけ無料でamazon primeで見れることがわかり、みてみました。

私が一人で千葉でみたときにはまだ登場人物がちんぷんかんぷんだったのですが、ミーユエとコウラン伝でかなりわかりました。それぞれのストーリーで登場人物の個性の解釈が全然異なっているので、ここのところは注意してみなければならないです。ですので、史実、とはいっても史記に書かれている内容になりますが、は自分で調べながらドラマの制作者の解釈を理解する。という方法で見ていくと面白いです。

夫さんが図書館で借りてきてくれた
「史記 春秋戦国人物事典」
というのがとてもわかりやすいので、アマゾンで購入しました。今日ほぼ新本のものがさっそく配送されました。実はこれをノートに書き写して、字の練習をしていますが、ドラマと並行して書き写しているとほんと楽しくって^^

あと、写経を買って書いています。夫さん家は浄土真宗なんですが、今は書店に売っていた般若心経です。
これ、あらかじめ下書きがしてあるものをなぞっていくのでとてもよい書道(と言っても筆ペン)のお稽古になります。それに、なかなかおもしろいです。全然わからないお経ですが、解釈がお手本の説明書に書いてあるんですね。空即是色 色即是空 というのが結構有名なところですが、実はこれ、「如意伝」という清の時代の皇后さまが、写経に熱心で、書いているシーンがあったり話として唱えているシーンがあったりするんですね。
ウィキで調べたら、仏法の基本のお経みたいです。いろんな宗派がこのお経を使っているみたいですが、浄土真宗は基本的には使わない、法華経とかも別のようです。日本の仏教の宗派って不思議なものですね。

般若心経は正式には
摩訶般若波羅蜜多心経 
とかいうようなんですが、これも最初に書かされます^^
まだ4枚しか書きあがっていないのですが、
もう自分の字がね。汚くて汚くて。
それでも4枚目は1枚目と比べるとずいぶんしっかりとしてきている!私のユラユラ縦線が安定しつつあるんですね! 
写経したあと、友人に手紙を書いたら以前よりきれいにかけました!すごい成果です!

それに、「如意伝」をみていると、写経するシーンなど、字がたくさん書いてある手紙とか奏状とか出てきてそれはそれは細くて美しい文字を見ることができます。皇帝は大王は概して文化人であり政治家であり軍の司令官であり、ほんとうに博学!ってドラマでは描かれているんですが、それがなんとも美しいと思えるようになってきました。絵をかいたり、書をたしなみ、仏を信じて、教養を大事にし、趣味を大切にしてる姿っていいなあ。。ってね。

ていうことで、
ドラマは
秦の時代の
「コウラン伝」は終わり
「ミーユエ」はもうすぐ終わりそうで
清の時代の
「如意伝(にょいでん)」もあと数話で終わってしまうし
五胡十六国時代の
「びおう」は終わってしまって。(これは私的には物足りないし、軟弱恋愛な
ことに尺が長い!服もペラペラでまったく鑑賞に堪えないのでこのレベルは見ないことにしました^^;;

五胡十六国時代なんて、いつだったっけ?と思うと思いますが、
後漢のあと、司馬懿が起こした晋(西晋)のあと、東晋と五胡十六国時代があります。

つまり以前みた漢王朝末期の
「Secret of Three Kingdom」
のゴチャゴチャ期、三国時代になるんですが
これを乗り越えて司馬懿が起こした国 晋 (西晋)
となって、またそのあとごちゃごちゃた時期があって
それを乗り越えて、

隋 唐 周(武周)
となっていくところで、中華ドラマの一番最初にみた
則天武后のお話 武則天  となる。

ということで、唐の時代が結構後の方に感じられるのでした^^
唐の時代で日本はやっと奈良飛鳥になるのにね^^;;

次のドラマを夫さんに探してもらってます。
私の希望は、清朝を立てた満州族の話でしたが
ちょうどヌルハチの話があったということで、それを
アマゾンプライムでみることになりそうです^^楽しみ^^

今までみた中華ドラマの
時代考証として
建物はちょっと難が多いところが観られるんですが
衣装に関しては
「昭王」
「如意伝」
「武則天」
はかなり美しくって、特に「如意伝」は刺繍がきれいで見惚れてしまいます。
「コウラン伝」も頑張っていますし、帯も細くて納得ですが、
もっともひどいのは

「びおう」
です。ここの服装はみていてうーーーんと気絶しそうなぐらいしょぼいです。


ということでゴチャゴチャ書きましたが、これからも中華ドラマは硬派のものを楽しんでいきたいと思います^^


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