厄年は続きます

2021年4月22日 日常
今日はお昼過ぎに、義母の家の掃除に行く前のこと。
洗面所で最近怠慢して、子供用の木の椅子があるんですが(スツール的なもの)それに座ってお化粧したり歯磨きしたりしているんですが、一折終わってさてお着換えもしちゃおうか!と思ったら、重心を変えたせいか、椅子が後ろにそのままずるっと移動して、どすんと尻もちみたいになり、おまけに木の椅子が結構重量感のあるもので、それに思い切り腰をぶつけて、

あいててててて・・・・・!

といった状態になりました。おかげで今日はなんだか右足びっこしてるような状態でした。(びっこって使わないかな。。足軽く引きずってました)

で、そのまま車で夫さんと義母の家に。
母屋とかほかの棟とか広いので、二人で分かれて掃除することにしたんですが。
(夫さんは主に換気と掃除機)
そのときに、母屋に冷蔵庫があって、ふとみるとコンセントが外れていてね。あれ。。これ外れていたっけ?と思いながら、じゃあ中身はどうなってるの?
って思って開けようとしたら、気圧が偏っているみたいでなかなかあかない。特に冷凍庫部分ね。2台あったのですが二つともね。
それで力を込めて開けたら。。。なんと!!!!

うぎゃーーー!

ってな感じで。。食べ物がそのまま腐って詰まっていてね。
あーーこれ義母が忘れてたんじゃないかな。。こんなことになっているなんて!
もう一方は、うぎゃーの三倍ぐらいで。。冷凍庫だったのに、なぜか虫が湧いてる!それももう数匹だけは飛んで出てきたんですが、あとは冷凍庫の壁に死んでいるのか生きているのかたくさん張り付いていてね。。。。これって・・・・

ぱたっと閉めました。
あわてて夫さんにも見せたんですが。。
やはり義母は認知も入っているんじゃないか?という話をしましたよ。
ちなみに私は義母の家のものは勝手にあけません。掃除にはきていましたが、余計なことは一切せず掃除だけしていたのです。

で、これはもう塩素さまにおすがりするしかないので、今度来るときに塩素を多めに持ってきてまずはそれを吹きかけてから厳重にマスクや手袋で体を覆ってから作業をすることにしました。

それからその件は忘れて^^
畳にスチームクリーナーかけたり、ふるーい隙間だらけの床の間や仏壇横などの棚にワックスをかけて。。これはピカピカになって気持ちいい^^
それからだいたい乾燥したかな?というころに戸を閉めて帰りました。

帰宅途中、司法書士さんのところによりました。

で、その後、夫さんを家の前でおろし、夫さんはプール、私は眼鏡を買いにいったのです。
そこは順調でしたが第三のウギャーが待ってました。

実は話は複雑なのですが、
今親戚と共同名義の祖父が残した山を処分できないか、いろいろな手続きをしているんですが、親戚の方だけでなく、より売りづらいようにするためか、山の一部、担保権を仲良しの他人さんに祖父は頼んでつけていたんですね。銀行の分もありましたが、これは私の父が返済しているはず。これは問題なく担保権解除を司法書士さんも滞りなくやってくれるはず。

しかし祖父の友人さんの分がね。。
もうなくなってるし、そのお子さんをなんとか探し出して連絡ついたのはよかったのですがその方から2回目のお電話をしたところ。。。なんと6人兄弟であることが。。。うぎゃーーー。
しかもお電話していただいている方は祖父のことも知ってる方なんですがその方のご兄弟は2人が亡くなっており、一人は施設にはいって認知症が進んでしまってわけがわからない状態になっちゃってる。。。とのこと。おまけに亡くなった方のご子息とはご縁が遠くなってしまっているとのことで。。
もしかして、祖父の友人さんのご遺族全部だと何人になるんだろう?それに今回ご連絡していただいている方も私は面識ないんですが、とてもやさしい方で、事情を説明したら理解してくださって書類への協力もお願いできたのですが、そのご兄弟のお子様となると。。。連絡つくだろうか。。ついても訪ねて説明しなければいけないだろうなとかね。もう頭がウギャー!です。

ということで、あらかたの事情を叔父といとこに説明をしておきましたが、いやはや親戚のサインとハンコの応酬で大変になるだろうと思っていたのは甘すぎました。他人様にご協力をいただかなければならないし、いただけなければ裁判ということもあり得ます。すごいことになってしまいますよ。
ちなみに抵当権は10年で時効で、おそらく支払いは終わっているとは思うのですがどちらにせよこちらには支払い義務はないものです。

おまけに、この抵当権のついている土地がどうも一番価値があるところではないか?という夫さんの推測。いやはや。。おじいちゃん!誰にも売らせることができないようにする!といってましたがこの抵当権設定解除が最も難関で、夫さんはこんな迷惑になるもの残すなんてどうしたものかな。。と。

祖父は山をこよなく大事にして、木も自分で、山の友人と一緒に管理をしており、私のおじなどもときどき間伐の手伝いをさせられた・・といっていたぐらいで。自慢の山にしてきたんだと思います。

けれどもだれもその志を受け継ぐものはなく。寂しい限りですが、私もあの山道は二度と通りたくないほど高所恐怖症ですし。。やはり時代とともに物の価値感というのはすっかり変わってしまって。
祖父はパールバックの「大地」に出てくるワンロン(王龍)という最初の主人公に似ています。とにかく土地を買って広げることが自分の唯一の財産になると、ひたむきに努力して。。(大地は源氏物語やゴッドファーザーと同じで親子3代にわたるお話です)
でも、その志は受け継がれなかったというのも同じですね^^私たちは大地でいえば情けない身内ってことで^^笑

ちなみに祖父は本当に(私からみて)すごいなあと。
毛筆もとてもお上手だったのですがこれも60歳からの手習いだったとか。小学校卒ですが工務店の社長までやり、今治の有名な神社の寿太鼓という太鼓の最初の指導者で^^ 父は亡くなったときはインターネットではよく名前が出ていましたが、今になると祖父の方が出てきたりします。不思議なんですが、名前を残す、自分の功績を遺すことにはこだわってきたかたです。ですので今治のお城にもちゃんと石の柱に名前残してます^^ 藤堂高虎の像もあるんですが、そこからは距離は離れてますけど^^;;私が大学生のときには神社庁に出入りしていたみたいで。。大三島の大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)にも出没していたので何やってるのかなーーって思ったりもしてました。熱心に神社関係にかかわっていたようです。神官ではないですよ。

ということで、そのおじいちゃんの山を処分するのにかかわっているのですが、おじいちゃんが
「ピーターパン!なにしとるんじゃーー。そうはさせんぞぃ!」
とあの世で笑っているようにも思えます。
そんな祖父だったこと、夫さんも結婚する前に今治に婚約した報告にいったときなど、夫さんを気に入ってくれたのか、いろんな話を夫さんにしていたんですが、そのときのことで覚えていることを夫さんも話してくれたりしてね。やはり祖父の存在をなくなってからもこの作業を通してがっつり感じることができる。。。という点で祖父がニヤリとしているような気がします。


厄年はまだ4か月しかたっていませんが、満身創痍頑張りましょう。

追記
冷蔵庫のこと、夫の弟さんに連絡しておいてもらったのですが、メールでお返事がきて

冷蔵庫のコンセントはずっと昔に母に命じられて外しました

とのことで。。。
思わずこれには夫は爆笑!
そっか。。ずいぶん昔だったのか。義母はそれを忘れてしまって、それ以後冷蔵庫も開けることはなかったんだなと。。。。。苦笑ですね。
ちなみに母屋には義母は住んでいなかったので、日常使いの冷蔵庫は義母の棟にあります。


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