このシステムよいですよね。
お金も実権も全て譲渡し、自分は隠居用の住まいで老人らしく生きる。
今の老人が嫌われたり厄介者扱いされるのは
お金持って、手伝いに来た人には当たり前な顔して、
うっかりするとヘルパーさんなんか掃除がいい加減とか文句つけたりね。
なんか天下国家をいつまでも語りそうなね。そんなエゴがみえる。
あるいは社会がそんな感じにしちゃってるのがね。
偉そうにしている感じが嫌悪されるんだろうなって。
母はそこまでいわないけど、
先ほど和室のものを全部のけて掃除してたら、放置されてた座布団があったので、これはもうダニの巣やね。使わないし要らんやろ?と言ったら
捨てる捨てるいわんとって。
ここにあるものは私にとっては思い出のものばかりやから。
というので、
私も来年引っ越しがあるけど、ママなら、
この家引っ越したくない。こどもたちとの思い出がいっぱいやから。
というんかいね。私はしゃあない、ものは処分して引っ越すわ。だけどね。
と言ったら
あんた偉いな
と鼻で笑ったのでかちん。
おまけに
壁は一枚だけ交換やからこんなに掃除しなくていいやん。
と言われて、あんぐり。
また一から工事の説明。
もうこっちもしんどいので、
もうこうやって全部忘れて自分の思い込みだけで勝手に決めたこと変更してしまうなんてうんざりやわ。
と言ったら、いつも責められてしんどいわ。
というので、しんどいのはこっちや。
ママはこどもや。何にもしてないのに、全部忘れて、あーせーこーせ言うの。
振り回されるこっちのほうがしんどいわ。
と無駄な押し問答。
自分が年取ったときに、やはりものをわすれたりしていくとしたら、
隠居生活に入って、そっと暮らすことを選びたい。
老人がイニシアチブを取ることに執着されるのを私は嫌悪する。
すごく人間の欲を感じるのです。煩悩を感じてしまう。
母は、一時期は忘れることが多くなって脳みそが変な感じだと
言っていた。
今はそれを言われることを否定するようになってきた。
姉にも、みんな私のこと忘れるとか認知症とかいうけど私は違うと言ったみたいだし。
私は母には認知症とは言わない。大忘れん坊という。
認知症とは認めたくないない。その気持ちは、大事にしてあげたいけど、
実際にこのように順調にことが進まないと更年期の人間はイライラしてしまう。
更年期はわりとなんでも合理的にやりたいお年頃。
若者みたいに遠回りするのはしんどいお年頃でもある。
今は、母に私もきつく言うのは、私の
身体が精一杯なのです。
わたしが死んでしまうからやらない
と言うのですが、それ身体がそう叫んでるんですよ。
なのに母は自分に慈悲が向かわないのでアングリモングリしてる。
ほんとしんどいです。
悟り開いてくれ。
お坊さんでも呼んで説教してもらいたいが、
母は中途半端な神道なので、それもできませんわ。
くしくも今日の
「透明なゆりかご」
は、怒りまくっている妊婦さんの話だった。
怒っているのは理由があるはずと主人公。
なんかプンプンになってる自分と重なっていて、またしても吸い込まれるように見てしまった。
私の怒りの本当の原因はなんだろう。
ドラマでプンプン怒っている妊婦さんと私が重なって。
私はたぶん、自分の思うように人生が進んでない今に
腹が立っているんだと思う。妊婦さんもそうだ。愛する夫が急に物言わぬ植物人間に。
私はたぶん夫と二人で静かに暮らしていたいんだと思う。
わがままな人が私は嫌いで、振り回されるのがいやな人間で。
でも年寄りという、一番わがまましか言わない人間が今、一人。
母が死んでもさらなる難関が待ってるのが、私の怒りの原因だ。
友人も人の気持ちがわからない人は避けてきた。
これは自分で選べる。
だけど、老人になったわがままな人は選べない。
私にとって一番避けたい状況が私を怒る人間にしてしまう。
戦隊モノの悪役が杖を掲げて
この世の
愚かな人間たちの
怒り、そねみ、憎悪
全ての悪しき感情を
すべてまとめて
私の力にするのだーー
みたいなこと言いながら怪物を生み出したりしていたシーンがいつも頭にあるんだけど。
今はきっとそういう怪物が自分なんだろうな。
お金も実権も全て譲渡し、自分は隠居用の住まいで老人らしく生きる。
今の老人が嫌われたり厄介者扱いされるのは
お金持って、手伝いに来た人には当たり前な顔して、
うっかりするとヘルパーさんなんか掃除がいい加減とか文句つけたりね。
なんか天下国家をいつまでも語りそうなね。そんなエゴがみえる。
あるいは社会がそんな感じにしちゃってるのがね。
偉そうにしている感じが嫌悪されるんだろうなって。
母はそこまでいわないけど、
先ほど和室のものを全部のけて掃除してたら、放置されてた座布団があったので、これはもうダニの巣やね。使わないし要らんやろ?と言ったら
捨てる捨てるいわんとって。
ここにあるものは私にとっては思い出のものばかりやから。
というので、
私も来年引っ越しがあるけど、ママなら、
この家引っ越したくない。こどもたちとの思い出がいっぱいやから。
というんかいね。私はしゃあない、ものは処分して引っ越すわ。だけどね。
と言ったら
あんた偉いな
と鼻で笑ったのでかちん。
おまけに
壁は一枚だけ交換やからこんなに掃除しなくていいやん。
と言われて、あんぐり。
また一から工事の説明。
もうこっちもしんどいので、
もうこうやって全部忘れて自分の思い込みだけで勝手に決めたこと変更してしまうなんてうんざりやわ。
と言ったら、いつも責められてしんどいわ。
というので、しんどいのはこっちや。
ママはこどもや。何にもしてないのに、全部忘れて、あーせーこーせ言うの。
振り回されるこっちのほうがしんどいわ。
と無駄な押し問答。
自分が年取ったときに、やはりものをわすれたりしていくとしたら、
隠居生活に入って、そっと暮らすことを選びたい。
老人がイニシアチブを取ることに執着されるのを私は嫌悪する。
すごく人間の欲を感じるのです。煩悩を感じてしまう。
母は、一時期は忘れることが多くなって脳みそが変な感じだと
言っていた。
今はそれを言われることを否定するようになってきた。
姉にも、みんな私のこと忘れるとか認知症とかいうけど私は違うと言ったみたいだし。
私は母には認知症とは言わない。大忘れん坊という。
認知症とは認めたくないない。その気持ちは、大事にしてあげたいけど、
実際にこのように順調にことが進まないと更年期の人間はイライラしてしまう。
更年期はわりとなんでも合理的にやりたいお年頃。
若者みたいに遠回りするのはしんどいお年頃でもある。
今は、母に私もきつく言うのは、私の
身体が精一杯なのです。
わたしが死んでしまうからやらない
と言うのですが、それ身体がそう叫んでるんですよ。
なのに母は自分に慈悲が向かわないのでアングリモングリしてる。
ほんとしんどいです。
悟り開いてくれ。
お坊さんでも呼んで説教してもらいたいが、
母は中途半端な神道なので、それもできませんわ。
くしくも今日の
「透明なゆりかご」
は、怒りまくっている妊婦さんの話だった。
怒っているのは理由があるはずと主人公。
なんかプンプンになってる自分と重なっていて、またしても吸い込まれるように見てしまった。
私の怒りの本当の原因はなんだろう。
ドラマでプンプン怒っている妊婦さんと私が重なって。
私はたぶん、自分の思うように人生が進んでない今に
腹が立っているんだと思う。妊婦さんもそうだ。愛する夫が急に物言わぬ植物人間に。
私はたぶん夫と二人で静かに暮らしていたいんだと思う。
わがままな人が私は嫌いで、振り回されるのがいやな人間で。
でも年寄りという、一番わがまましか言わない人間が今、一人。
母が死んでもさらなる難関が待ってるのが、私の怒りの原因だ。
友人も人の気持ちがわからない人は避けてきた。
これは自分で選べる。
だけど、老人になったわがままな人は選べない。
私にとって一番避けたい状況が私を怒る人間にしてしまう。
戦隊モノの悪役が杖を掲げて
この世の
愚かな人間たちの
怒り、そねみ、憎悪
全ての悪しき感情を
すべてまとめて
私の力にするのだーー
みたいなこと言いながら怪物を生み出したりしていたシーンがいつも頭にあるんだけど。
今はきっとそういう怪物が自分なんだろうな。
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