千葉も結構揺れました。

なぜ群馬県南部?渋川あたりらしいのですがさっそく地図で調べてみました。
ここは、利根川が分岐する地点で、先月通った関越道の山に入る少し手前、榛名山を左に見て走りるあたり。
榛名山は過去1500年ほど噴火していない静かな山らしいのですが、すぐ近くには例の白根山などがあります。
最近の千葉のスロースリップと何か関係あるのかなと調べてみたら、以下興味深い記事が二つ。

一つはsmart flashからの記事で
『立命館大・歴史都市防災研究所の高橋学教授によると

「東日本大震災以降太平洋プレートが、北米プレートの下に沈み込む速度が格段に速まった。これまでは年に10センチ程度だったが、今は年に30センチから40センチに達している。
 沈み込んだプレートは溶けてマグマになる。今、特に東日本で、大量のマグマがすごい勢いで供給されているのです」

 大量生産されたマグマは、地盤の弱いところから噴出する。

20世紀以降、マグニチュード8.5以上の地震が起こった地域では、数年後に必ず大きな噴火が発生しているという。まだ大噴火が起こっていないのは日本だけだ。

「昨年12月、ロシア・カムチャッカ半島で大噴火が発生しています。噴煙は15キロにも達した。これは東日本大震災の影響です。

 本白根山の噴火は、国内で初めて東日本大震災の影響で起こった噴火だといっていい。今後、北海道や東日本の活火山は、より重点的に監視しなければいけないと思います」』
https://smart-flash.jp/sociopolitics/34793?sp


らしい。
なるほど。最近のスロースリップも地下のマグマがたまりだしたことによる?
マグマが噴出する弱い地盤が活火山、休火山になる?

もう一つはかなり面白い。
産業技術総合研究所の資料です。
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2017/pr20170629/pr20170629.html

これによると日本海側のプレートは強固なため動かず、太平洋プレート、フィリピンプレートからの圧力でできたのが日本列島の山々らしい。

武田信玄が言った

風林火山 疾(と)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如し。

これって浅い位置、短い期間での山の姿で
本当は
皮膚の下にできたできものがある日プシュッと割れて出てきちゃうもんだと思わないといけないのに、
できものの上に綺麗な植物とか森林が生えてきちゃって隠れてる分、人は油断しちゃうんだなあと。
しかも東日本大震災以降は着々と膿がたまりつつあっても今の山に恐怖を感じないでいるとやはり山の神さまのお怒りに触れちゃうよね。

マサムネさんのコメントにお返事。
http://www.bousai.go.jp/kaigirep/chuobou/5/pdf/siryou5-1.pdf
小田原は火砕流は大丈夫かな。この想定なら。
地形的にも東名で富士山みても箱根の山の手前が何層かになってる感じなような。
噴煙はすごいでしょうね。
地震に噴火、日本暑すぎです。

URLはるとコメントだめとかでたのでここに書きました。

コメント

マサムネ
2018年6月18日12:00

富士山ですかね? それとも他の? 箱根連山の明神に登ったことありますが、あそこが万が一突然マグマ出てきて火砕流流れてきたら我が家はイチコロです。 一応大丈夫だと分かっていても群馬地震の直後、両親に電話しました。車に乗っていて揺れは感じなかったそうです^^;

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