年収694万円と、年収900万円とどっちがいい?
2007年2月15日 日常 コメント (21)(2015年追記)
この記事には誤りがありますので、あくまで参照するだけにしてください。
あえて削除はせずにおいてあります。
誤りを拡散するつもりはありません。いろいろなご意見があると思いますので、コメントにご記入ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
税金って怖いですねぇ・・
以前からちょっとやってみたいことがあり
今日はちょっと算出してみました
実は税金によって手取り金額というのは
どう変わっていくか?というのを
「年収(税引前)」と「手取り(税引後)」で
単純計算してみたのです
このときにかかる税金は、所得税と住民税のみで
算出基準は、新しい税率です
で、驚いたのは、
年収694万の人と、年収900万の人との
実際に手取りでいただける金額!!
具体的な税率は、694万円の方は20パーセント(住民税10、所得税10)に対して、年収900万の方は、この倍以上の43パーセント(住民税10、所得税33)になってしまうんですねぇ・・^^;
※税率は695万円、900万円で2段階上がります
(695万円→33パーセント 900万→43パー)
で、実質的な手取り金額はどう減るかというと
694万円の人は、手取り555.2万円
900万円の人は、手取り513 万円
年収が200万アップしているのに、手取りは42万円弱
減るという・・この実態は、ちょっと恐ろしいですね・・
年収が200万円アップするということは、それに伴って
税金以外の保険やらなんやらは、当然アップするわけで・・
税引き後にそれらのアップ分をさらに引くと、かなりの
収入減・・
ちなみにボーナス3か月分として
ボーナス時と月々の給料を比較してみましたら
年収694万円の人は、ボーナス(年2回合計)約139万
給与(1ヶ月) 約35万
年収900万の人は、ボーナス(年2回合計) 約128万
給与(1ヶ月) 約32万円
となってしまいます
手取り給与が30万円代になる手取額というのは
年450万ですから、逆算すると年収540万あたりから
ということになります
このあたりから、段々子供が大きくなっていって、
また給与所得はまだ税率が20パーですから、
なんとなく「所得はどんどん上向き」という気分にも
なっている状態かもしれませんね
「この調子で、年収がどんどん上がってくれ〜!」
と思いつつ、がんばって働くお父さん・・
で、年収694万までは、ボーナス手取り年139万と
月々手取り35万弱ぐらいまで伸びていって・・
嬉しいなぁ・・と思っていると、
まず年収695万の壁で、一気にボーナスは116万(年額)に減り、月収にいたっては29万円まで落ちます
そこからさらにがんばって、働いて
やっと年収899万になって、ボーナスも150万(年額)になって、月給手取りももう少しで40万の約38万まできたぞ!
と思ったら・・ いきなり、ボーナス128万(年額)、給与32万に減ってしまうというのが年収900万円という結果に・・
つまりは・・
このあたりの年収の方は、ボーナスは増えたと
実感できても、月々の給与はなかなか上がらないという
のが本音になりますねぇ
ちなみのちなみ・・にですが
最高税率は改正後は50パーセントになりますが、
これは年収1800万円以上です
年収1800万円って・・すごい!って
思うひと多いと思いますが・・
実際に手取り金額は900万まで減少
ボーナス3ヶ月で換算すると、ボーナスで225万円(年2回)
、毎月給与は56万円となります
この数値をちょっと冷静にみてみますと
年収が694万円の人と
年収1800万円の人は
1回のボーナスの差は43万円
毎月の給与の差は21万円
となって、1年で345万円差となります
実際の年収の差は1200万円ありますが、
手取りではこんなに格差は少なくなるんですねぇ
さらに、年収差によって違ってくる差額を考慮すると
「年収」という言葉に幻想を抱かないほうがいいな・・
という感じさえします
姑息に考えると、
税金に差があっても、税金は万民に平等に・・いや
むしろ所得が低い人に優遇されるようになっています
無論年収694万と900万円なら対した差はないかも
しれませんが・・(配偶者控除は1000万からなくなり
ますが・・)
で、表題に書きました、どちらがいい?
という答えは手取りベースなら年収694万円のほうが
ずっといいわけであって、公務員さんなら、900万円
収入得て、税金たくさん納めたほうが
自分たちの給与があがる・・と
思うかもしれないけど・・^^;
つまりは・・
年収900万円に近づきつつある人は、
節約しておいたほうがいい・・という結論で、
それはいつ実感するかというと、
年収900万円を越した年の年末調整・・ということに
なります・・ とにかく税率が10パーセントもあがり
ますから、90万円の追徴課税は
涙が出てしまいますよねぇ・・^^;
(ちなみに他の年収695万の人も、税率13パーセントアップ
しますから、90万ちょっととられます
1800万円に突入した人は7パーセントアップですので126万円とられますよ 年度途中に税率変わる場合は満額を一度に支払うことはないとは思いますが・・どちらにせよかなりの金額を年末調整で追徴される結果になりますよね)
我が家の年収は秘密ですが、
今年は税率が上がってしまったので、
1月の給与も三分の一になって
しまいました^^;
ということで、
今月はお受験などで費用がかさんだということもありますが、
なんだか非常にお金がないなぁ・・と
思って計算してみたら、こんな悲劇になっていました・・
とさ・・・ (涙)
この記事には誤りがありますので、あくまで参照するだけにしてください。
あえて削除はせずにおいてあります。
誤りを拡散するつもりはありません。いろいろなご意見があると思いますので、コメントにご記入ください。
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税金って怖いですねぇ・・
以前からちょっとやってみたいことがあり
今日はちょっと算出してみました
実は税金によって手取り金額というのは
どう変わっていくか?というのを
「年収(税引前)」と「手取り(税引後)」で
単純計算してみたのです
このときにかかる税金は、所得税と住民税のみで
算出基準は、新しい税率です
で、驚いたのは、
年収694万の人と、年収900万の人との
実際に手取りでいただける金額!!
具体的な税率は、694万円の方は20パーセント(住民税10、所得税10)に対して、年収900万の方は、この倍以上の43パーセント(住民税10、所得税33)になってしまうんですねぇ・・^^;
※税率は695万円、900万円で2段階上がります
(695万円→33パーセント 900万→43パー)
で、実質的な手取り金額はどう減るかというと
694万円の人は、手取り555.2万円
900万円の人は、手取り513 万円
年収が200万アップしているのに、手取りは42万円弱
減るという・・この実態は、ちょっと恐ろしいですね・・
年収が200万円アップするということは、それに伴って
税金以外の保険やらなんやらは、当然アップするわけで・・
税引き後にそれらのアップ分をさらに引くと、かなりの
収入減・・
ちなみにボーナス3か月分として
ボーナス時と月々の給料を比較してみましたら
年収694万円の人は、ボーナス(年2回合計)約139万
給与(1ヶ月) 約35万
年収900万の人は、ボーナス(年2回合計) 約128万
給与(1ヶ月) 約32万円
となってしまいます
手取り給与が30万円代になる手取額というのは
年450万ですから、逆算すると年収540万あたりから
ということになります
このあたりから、段々子供が大きくなっていって、
また給与所得はまだ税率が20パーですから、
なんとなく「所得はどんどん上向き」という気分にも
なっている状態かもしれませんね
「この調子で、年収がどんどん上がってくれ〜!」
と思いつつ、がんばって働くお父さん・・
で、年収694万までは、ボーナス手取り年139万と
月々手取り35万弱ぐらいまで伸びていって・・
嬉しいなぁ・・と思っていると、
まず年収695万の壁で、一気にボーナスは116万(年額)に減り、月収にいたっては29万円まで落ちます
そこからさらにがんばって、働いて
やっと年収899万になって、ボーナスも150万(年額)になって、月給手取りももう少しで40万の約38万まできたぞ!
と思ったら・・ いきなり、ボーナス128万(年額)、給与32万に減ってしまうというのが年収900万円という結果に・・
つまりは・・
このあたりの年収の方は、ボーナスは増えたと
実感できても、月々の給与はなかなか上がらないという
のが本音になりますねぇ
ちなみのちなみ・・にですが
最高税率は改正後は50パーセントになりますが、
これは年収1800万円以上です
年収1800万円って・・すごい!って
思うひと多いと思いますが・・
実際に手取り金額は900万まで減少
ボーナス3ヶ月で換算すると、ボーナスで225万円(年2回)
、毎月給与は56万円となります
この数値をちょっと冷静にみてみますと
年収が694万円の人と
年収1800万円の人は
1回のボーナスの差は43万円
毎月の給与の差は21万円
となって、1年で345万円差となります
実際の年収の差は1200万円ありますが、
手取りではこんなに格差は少なくなるんですねぇ
さらに、年収差によって違ってくる差額を考慮すると
「年収」という言葉に幻想を抱かないほうがいいな・・
という感じさえします
姑息に考えると、
税金に差があっても、税金は万民に平等に・・いや
むしろ所得が低い人に優遇されるようになっています
無論年収694万と900万円なら対した差はないかも
しれませんが・・(配偶者控除は1000万からなくなり
ますが・・)
で、表題に書きました、どちらがいい?
という答えは手取りベースなら年収694万円のほうが
ずっといいわけであって、公務員さんなら、900万円
収入得て、税金たくさん納めたほうが
自分たちの給与があがる・・と
思うかもしれないけど・・^^;
つまりは・・
年収900万円に近づきつつある人は、
節約しておいたほうがいい・・という結論で、
それはいつ実感するかというと、
年収900万円を越した年の年末調整・・ということに
なります・・ とにかく税率が10パーセントもあがり
ますから、90万円の追徴課税は
涙が出てしまいますよねぇ・・^^;
(ちなみに他の年収695万の人も、税率13パーセントアップ
しますから、90万ちょっととられます
1800万円に突入した人は7パーセントアップですので126万円とられますよ 年度途中に税率変わる場合は満額を一度に支払うことはないとは思いますが・・どちらにせよかなりの金額を年末調整で追徴される結果になりますよね)
我が家の年収は秘密ですが、
今年は税率が上がってしまったので、
1月の給与も三分の一になって
しまいました^^;
ということで、
今月はお受験などで費用がかさんだということもありますが、
なんだか非常にお金がないなぁ・・と
思って計算してみたら、こんな悲劇になっていました・・
とさ・・・ (涙)
コメント
人生観にまで影響します。
税金手取り額自動計算をしてくれる便利なサイトがありました。
↓
http://www.tedorigaku.com/zei.php
ご紹介いただいたサイトは、実際に給与明細を見ながら確認できるっていうものですね 私は今は無税なので、見ることはありませんが、なにせ夫の税金がいつも気になって^^;
「人生観にまで影響します」とありますが、
そのとおりだと思います 税金を50パーセント払ったからといって、それで何かなるのか?と思ったらそうでもない 多く払っている人も払っていない人も、税金の恩寵みたいなものを感じ取れないでいるというのも問題だなぁ・・とついつい思ってしまいます^^; 日本国憲法によって「納税額によって選挙を差別しない」ことが守られていますが、このことについて少しばかりの疑問も持ち合わせるようになりました(結論は持っていませんが・・)選挙権を以前のように納税○円以上としたほうがいい・・といった意見ではなく、納税の意義をもっと実感できる市政なり国政にしてほしいと思うからです 以前駐在中に、デンマーク出身の奥様と話をしたとき、デンマークは税金は高いけれども、子供の教育費としてどーんとお金が入ってくるという話しを聞きました 日本は税金高い人が、公立ではなく私立の学校に通わせて教育費も自費でまかなったりと・・・・なんだか変だな〜と思ってしまいます この話をするには、もっと調べなければならないことがいっぱいあると思うので、私の言える意見はこんなところなんですが・・^^;
>日本は税金高い人が、公立ではなく私立の学校に通わせて教育費も自費でまかなったりと・・・・
これだけでも格差議論ってなんだろうと思ってしまいますね。
どうやら日本のお金は揮発性らしく、集めた税金の一部が蒸発してしまい、その蒸発分が「格差」を生むのかもしれません。
郵便局の内輪話、興味深く拝読しました。
レス遅くなってすみません^^;
「揮発性」っていう表現気に入りました!って・・こういう言葉がフィットするなんて腹立たしい限りですが・・ ほんとどこにいっちゃうんでしょーね グスッ^^;
だって,
δX(1-a)0
が今回のお話の前提ですから,このお話がもし本当ならば
a>1
であることになり,
税率が100パーセント以下であるという性質と矛盾しますよ?
いきなり全金額が30%から40%になったりしませんよね。
計算方法が違うと思います。
この控除は、税が695万などでジャンプしないようにするための方策です。
所得税だけでいうと(地方税を除外)、
・694万なら20%かけて42.8万控除されるので96.0万(13.8%)手取り598.0万
・695万なら23%かけて63.6万控除されるので96.3万(13.9%)手取り598.7万
・899万なら23%かけて63.6万控除されるので143.2万(15.9%)、手取り755.8万
・900万なら33%かけて154万控除されるので143.4万(15.9%)、手取り756.6万
なので、累進課税であっても手取り逆転はありません。大丈夫です。
横軸に税込み年収(課税所得)、縦軸に所得税を取ります。
この時グラフは一様に増加し、減少することは決して無い。税率の変わる所でグラフの傾きは変わりますがジャンプはしない、と理解しています。
逆転はないので、思う存分稼ぎましょう!
稼げば稼ぐほど、手取りは増えます。
グラフにすれば、1次方程式のような形になるはずです。
ただし、年収が高ければ高いほど、控除する余地を増やせば、さらに裕福な生活が送れます。
投稿者様の「年収が増えたので手取りが下がった」というのは、一般的には考えられないと思います。
さて、私のいい加減な計算から間違いをご指摘いただきました。ありがとうございます。
ただ私が言いたかったことは、そんなにサラリーマンの所得って上がるものではないんじゃないか?ということです。逆転はなくても増加については、なんだか年収1000万!(仮の表現です)なんて聞こえがよくっても実際の手取りはそんなでもないってことですね^^稼ぎまくりましょうとありますが、1500万超えあたりはかなり税の負担感が大きいです。
だから、とどのつまり、私が言いたいのはワーキングプアじゃない限りは、あまり年収について夢的な思いを抱くのはやめたほうがいいってことかな。年収気にするより、私は子供が大学までいけるように、国が子供に対する援助をもっともっとやってほしいと思います。高校の無償化は大助かり。でも私の周りには、それでもやはり大学まで子供を行かす事ができない親も多いのです。たとえ共働きしていても。
ってことですかね。あはは。かなりそれてますね^^
あんまり詳しくないなら税金のこと書かかないほうが無難だと思いますよ。
↑の人はどういう立ち位置からアドバイスしてるんですかね^^;
書き方ってもんがあると思いますよ笑
むしろ、通りすがりさんの書く記事をぜひ読んでみたいですね^^
読むほうも勉強して下さい。
拡散も何もしていませんよ。
って8年もの歳月が流れたんですね^^;
そうなんですねーーー。8年!
その間に税金はありとあらゆるところで取られるようになってきてしまいました。
それにマイナンバー制度も始まります。ささやかな相続税も、不動産持ってたら大変^^;; 今思うと所得税や住民税だけに気が入っていた自分が懐かしいです。
税金のことはもちろん素人で、詳しい方から見るとアホなこと書いてー!といったこの記事になっていますが、あのころは税金がほんと恨めしかったです。
今は概算だけ自分で行い、あとはプロ任せにする方向に我が家は落ち着きました。取られるのは仕方ないけど十分な防護を。。。という感じです。
ところで、さてさん。なんだか懐かしい人に会ったような感じがします。
どこかで?
なんなのこれ?
こういう嘘情報を垂れ流す事は、社会の不利益にしかならないので、修正するか削除するのが公開文章を書く人間としての最低限のマナーでしょうに。
それができないなら社会の害悪にしかならないので、やめて欲しい。