似顔絵を描くときには当然ですが、性格的あるいは身体的に特徴があればあるほど描きやすい・・

で、社会人のときにまっさきに私の餌食になった人がいました
今仮に彼女をAさんと呼びましょう

Aさんは京都の女子大を卒業している才媛なのですが・・ でも、その大学の割には非常にトンチンカンなことを言ったりしたりすることが多かった たとえば・・

エピソード?

お客様からの電話対応というのもインストラクターである私たちの大切な仕事だったのですが、Aさんのところにも当然電話はかかってくる・・ で、何気なく仕事をしながら彼女の説明を聞いていたのです
あるとき彼女は、ある会社の名前を説明しだしたのです もちろんどういう漢字であるか?というのをね その会社は今はあるかどうかわかりませんが・・ それを聞いてたまげてしまった・・

彼女はこう説明していたのです

「えっと・・最初の漢字は 『大きいの大です』(ここまではよかった)次の漢字は『せいしのせい』です」

え? 静止?生死?製紙? 制止? ・・いや違う・・ その会社の名前は「○精電子」というところなのです・・

つーことは「精子の精」かい! おぃおぃおぃ・・・^^;

もちろん電話を切った彼女に他の熟語で説明したほうがいいと注意しておきました 彼女は「じゃ、何で説明すればいいの?」と聞き返してきたのですが・・ 「そりゃ、精神の精とか、精魂込めての精とかいろいろあるでしょうが・・」って・・ ここまで説明しなきゃ思い浮かばないほど、彼女の頭の中には「精子」という言葉が浸透していたのだろーか? クククッ 今思い出しても笑えるなぁ・・ 残念なのは、その電話のお客様が、○精電子さんに郵便を出すときに正しく書けたかどうかを確認できなかったことですなぁ・・・

(エピソード?)
電話での対応にはもちろんわれわれインストラクターの専門であるワープロOASYSの操作方法も含まれます
ある日Aさんは「頭ぞろえ機能」と「桁ぞろえ機能」の説明をしていた
で、「桁ぞろえ機能」というところになって、彼女はなんと違う言葉を言ってしまった 

「えぇっと・・ 桁そろえの場合は『デジタルタブ』というのを使います」

ん?デジタルタブ?デジタル?そりゃなんじゃい!(笑) ちょっとあなたインストラクターでしょうが・・ 「デジタル」と「デシマル」を混同するない! 

って、まぁ・・デシマルタブっていうのもわかりにくいものですよねぇ・・ 私は一般のお客様にもインストにも説明するときに間違えないようにこう説明していました

「わが社のインストラクターに『弟子丸』という者が本当にいるんです!この機能を使うときにはこの名前を思い出してくださいね!」ってね・・ 「デシマル」というのは正しくはdecimal つまり小数点という意味で、デシマルタブというのは『小数点でそろえる』という機能なのです 彼女への教育も私がしたほうがよかったかも?なぁんてね^^; で、みなさんはもう覚えました?「デシマルタブ」が「弟子丸タブ」に見えれば、もう完璧ですなぁ・・(笑)

まぁ・・こんなところにしておきましょう とにかく彼女の周りには抱腹絶倒ものの逸話が数多く存在していて、同期の私たちはいつも楽しませていただきました!こんなに鮮烈にできごとを覚えさせていただいているんだから、彼女の能力・オーラは並外れたものであるに違いありません! まぁ・・彼女の講習会を受けた人は・・ちょっと気の毒だったかもしれませんが・・^^;

ちなみに余談ですが、私はいつもゴロ(連想法出身ですからね)で、講習内容を覚えてもらっていました ワープロ検定2級の講師もやっていたのですが、「はがきは何判か?」と説明も

「永六輔がはがきを出す って覚えてね!」

つまり永六=A6 つまりA4の半分(A5)の半分(A6)ってことですな 意外と小さいでしょ?^^

まぁ・・私もこの程度ですから、あんまりえらそーなこと書けないんですけどね^^;

それにしても永六輔ってもうおじいちゃんになったせいか、最近テレビではすっかり見なくなりました もう講習会では永六輔といわれてもピンとこない人ばかりになっちゃって、使えないゴロになっちゃってますね 

そうそう・・似顔絵の話だった!
彼女は試行錯誤せずさっと似顔絵はかけました 彼女の顔だけでも十分にリアルに劇画化して加工しましたが、体の部分もある動物にたとえて描きました 彼女はやせて小さかったので、なんと「蟻」になってしまったのでした・・ 今考えてみれば、私もえげつないことしてますなぁ・・(苦笑) 時効だから許しておくれ>Aさん!

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