郵便局 非常勤についての問題点
2006年5月13日 仕事関係今日は雨ということもあり、把捉も時間を要し、書留・速達の数も多かったため、帰宅できたのは4時半になってしまいました
ところで、今まで非常勤として3ヶ月あまり仕事をしてきて、疑問に思うことが出てきました
私は採用されるときに「団地の配達要員」として採用されました さらに言えば、個人的な感覚でいうと「アルバイト」という形で採用されたと理解しています これは私の認識が甘いといわれればそうかもしれませんが、採用時に次のような説明がなかったことがその意識を持つにいたったということになります
(採用時に説明されなかったこと)
?非常勤は正社員と同等の仕事を要求される
?短時間非常勤は4時間労働が原則であり、それ以上は「残業あつかい」とされ、この残業については「できるだけしないこと」となっている
まず、?についてですが、これは入局してからの新人研修なるもので、仕事が正社員と同等であるという説明がありました 現在郵政公社では「2ネット方式」と呼ばれる雇用後の仕事の振り分けがなされていますが、私が採用されたときに同時に採用となった8時間労働非常勤についてはこの方式が採用されています つまり、2ネットというのは「正社員は配達に関しては書留のみとし、その他の時間は営業活動をする 非常勤は書留以外の配達をする」という正社員と非常勤の仕事区分をわけるものなのです この方式ならば正社員でない「安い労働力」としての非常勤の立場ははっきりしています
ところが、私が担当している「団地」については例外で、2ネットが採用されないのです つまり、仕事としては書留も配達していますし、通常郵便の配達もある おまけに、最近は「事業所訪問」のレポを提出するようにまでなっていて、まるで正社員と同等の扱いで営業行為まで請け負っている形になっています
営業をする・・
このことについては、以前より疑問がたくさんあったため、最初前向きになっていたころに、その疑問を上司に投げかけたところ「ピーターパンさんは配達要員として採用していますので、営業はしなくても結構です」とのお返事をいただきました その直後あたりから、営業実績にレポートが義務化(?)されているのです 私は声がけはしたりはしてるのですが、それを営業行為として書いてもいません 課長が「営業はしなくてよい」とおっしゃったそのままを今のところは信じているからです
おそらく、団地も営業をしなければならないので、管理職は資料を作成し、それを私たちにあくまで「形だけ」として手渡しているにすぎない・・ とは思っていても、なんだかなぁ〜という感じがします これっていったいなんなんだろう?と思ってしまう
先日、ゆうパック(ファミリーパックやふるさとゆうパックなど特殊なもの)と、エクスパックの個人別成績表というものが配布され、それが貼り出されたりしています 私はちょくちょく個人的に使っているだけなのですが、それでも11個ほど成績がついていて・・ その数をつけている人って、あんまりいなかったのにはびっくりしてしまった むろん2ネットなら、正社員だけの成績をしっかりつければいいのだけど、非常勤も含めた形で小さなノルマがあったりするのだから、結構驚いたりもしています
これじゃぁ・・ 気軽に「アルバイト」として「配達」を短時間しようとくる人なんていなくなっちゃうだろうなぁ〜って思う 現状でいえば、ほかの団地担当のおばさまとおねえさま3人はほとんど成績があがってないですし、その気もない 私も営業しているつもりなく、ただ個人的なプレゼントの送付に使っているにすぎない・・ 公務員として「配達することだけ」を仕事としてきた団地担当の方にとって、営業をするという意識は皆無ですし、かといって、その意識を変えるべく、管理職が手をつくしているわけでもない 営業の方法だって、新人研修で私が学んだことなぞは、単なる「商品紹介」に終わってしまう可能性が大きなさわりの部分だけですし・・ まぁ、管理職だって公務員として採用されてるから、営業というものを体でわかっているわけではないというのは、重々わかっていることではあるんですけどね
「民営化」に向かって、郵便3事業のうち、もっとも黒字を見込めない郵便事業において、なんらかの利益を上げていこうという方向性は理解できても、現状を鑑みると、とても理にかなった策がとられているとは思えません
さらに、利益を上げるという点において「残業時間の軽減」があげられていて、要するに、無駄な労働は省いて効率化させ、残業にかかる経費を削減していきましょうという努力?をしている・・ と、文字にすればきれいに効率化しようとしているように思えるのですが・・
ここで、?についてなのですが、私は団地担当で、これは全国の郵便局の団地担当者はみなさんそうだと思うのですが、ママさん労働力の活用ということで短時間(4時間)労働者としての採用になっています で、この4時間にあわせて、団地の区画がわけられているはずだと思うのですが・・
以前にも書きましたが、現在担当している女性はすでに8年間勤めている人を筆頭に、みなさん大ベテランの方ばかりです さらに私が見る限りにおいて、みなさん労働中は私語もなく、休憩もなく、もちろん昼休みなぞなく、昼食も食べずに無駄なく働いています 私も4時半まで食事はとれていません ところが担当する3地区を、書留も配達もしているわけですから、正規労働時間の4時間以内に終わることはほとんどない 今回ゴールデンウィークではさすがに配達量が少なかったので4時間以内で終わった日がありましたが、こんなことはめったにありません 大ベテランの方でさえそうなのです ましてや、私のような新人には、4時間で配達を済ませろというのは数ヶ月たっても無理なこと・・ 実際今一番時間のかかる地区は、私も今日は配達だけで3時になりましたが、これは私だけでなく、今ベテランの人も長い時間が最初はかかったといいます
で、当然のことながら、私は残業が多い しかし、この残業はなくてはならないものであって、逆に言えば私にとっては4時間以上を「残業」として、あたかも効率的でない仕事をしているかのような捉え方(形だけですが)をされているのが、腑に落ちないのです つまりは、4時間労働以外の仕事は「本来はしてはならない残業」「経費削減のためにあってはならない残業」として位置づけられているのです これって別に深く考えなくてもいいんでしょうかね〜 なんだか気持ち悪くって仕方ないのです
つまりは、私が担当しているところは4時間で終わるようなところではない それなのに、さらに「営業」を押し付けてくる これって矛盾だらけの職場だなぁ・・と思うのです さらにいえば、団地には、今いる局ではない「特定郵便局」という小さな郵便局が存在し、聞くところによると、団地での私たちの局の郵便配達の人が営業行為をするのを嫌っているらしい・・ さらに、この特定郵便局の営業成績は、今の局と合体されるわけではないので、いわば営業行為においては、今の局と、特定郵便局は競合しているということになるわけです
こんな矛盾が背景に流れている・・ 日々仕事をしながら、民営化に先立って「利益を上げる」「仕事の効率を上げる」といった目標を打ち立てるのは理解しつつも、実際の職場は「そんなもん知らん!」といいたくなるような・・ いや「残業するなといってるのに、さらに営業しろというんかい!」と叫びたくなるような気持ちを持っていることが、気持ち悪くて仕方ないのです
ということで、長く書きましたが、郵政公社の関係者の方々、この現況を理解していただき、労働環境の改善および、今後の民営化についての参考にしていただきたいと切に思います
(郵政公社 ゆうメイトが抱える問題点)
http://densobin.ubin-net.jp/Umate/03Umt2.html
ところで、今まで非常勤として3ヶ月あまり仕事をしてきて、疑問に思うことが出てきました
私は採用されるときに「団地の配達要員」として採用されました さらに言えば、個人的な感覚でいうと「アルバイト」という形で採用されたと理解しています これは私の認識が甘いといわれればそうかもしれませんが、採用時に次のような説明がなかったことがその意識を持つにいたったということになります
(採用時に説明されなかったこと)
?非常勤は正社員と同等の仕事を要求される
?短時間非常勤は4時間労働が原則であり、それ以上は「残業あつかい」とされ、この残業については「できるだけしないこと」となっている
まず、?についてですが、これは入局してからの新人研修なるもので、仕事が正社員と同等であるという説明がありました 現在郵政公社では「2ネット方式」と呼ばれる雇用後の仕事の振り分けがなされていますが、私が採用されたときに同時に採用となった8時間労働非常勤についてはこの方式が採用されています つまり、2ネットというのは「正社員は配達に関しては書留のみとし、その他の時間は営業活動をする 非常勤は書留以外の配達をする」という正社員と非常勤の仕事区分をわけるものなのです この方式ならば正社員でない「安い労働力」としての非常勤の立場ははっきりしています
ところが、私が担当している「団地」については例外で、2ネットが採用されないのです つまり、仕事としては書留も配達していますし、通常郵便の配達もある おまけに、最近は「事業所訪問」のレポを提出するようにまでなっていて、まるで正社員と同等の扱いで営業行為まで請け負っている形になっています
営業をする・・
このことについては、以前より疑問がたくさんあったため、最初前向きになっていたころに、その疑問を上司に投げかけたところ「ピーターパンさんは配達要員として採用していますので、営業はしなくても結構です」とのお返事をいただきました その直後あたりから、営業実績にレポートが義務化(?)されているのです 私は声がけはしたりはしてるのですが、それを営業行為として書いてもいません 課長が「営業はしなくてよい」とおっしゃったそのままを今のところは信じているからです
おそらく、団地も営業をしなければならないので、管理職は資料を作成し、それを私たちにあくまで「形だけ」として手渡しているにすぎない・・ とは思っていても、なんだかなぁ〜という感じがします これっていったいなんなんだろう?と思ってしまう
先日、ゆうパック(ファミリーパックやふるさとゆうパックなど特殊なもの)と、エクスパックの個人別成績表というものが配布され、それが貼り出されたりしています 私はちょくちょく個人的に使っているだけなのですが、それでも11個ほど成績がついていて・・ その数をつけている人って、あんまりいなかったのにはびっくりしてしまった むろん2ネットなら、正社員だけの成績をしっかりつければいいのだけど、非常勤も含めた形で小さなノルマがあったりするのだから、結構驚いたりもしています
これじゃぁ・・ 気軽に「アルバイト」として「配達」を短時間しようとくる人なんていなくなっちゃうだろうなぁ〜って思う 現状でいえば、ほかの団地担当のおばさまとおねえさま3人はほとんど成績があがってないですし、その気もない 私も営業しているつもりなく、ただ個人的なプレゼントの送付に使っているにすぎない・・ 公務員として「配達することだけ」を仕事としてきた団地担当の方にとって、営業をするという意識は皆無ですし、かといって、その意識を変えるべく、管理職が手をつくしているわけでもない 営業の方法だって、新人研修で私が学んだことなぞは、単なる「商品紹介」に終わってしまう可能性が大きなさわりの部分だけですし・・ まぁ、管理職だって公務員として採用されてるから、営業というものを体でわかっているわけではないというのは、重々わかっていることではあるんですけどね
「民営化」に向かって、郵便3事業のうち、もっとも黒字を見込めない郵便事業において、なんらかの利益を上げていこうという方向性は理解できても、現状を鑑みると、とても理にかなった策がとられているとは思えません
さらに、利益を上げるという点において「残業時間の軽減」があげられていて、要するに、無駄な労働は省いて効率化させ、残業にかかる経費を削減していきましょうという努力?をしている・・ と、文字にすればきれいに効率化しようとしているように思えるのですが・・
ここで、?についてなのですが、私は団地担当で、これは全国の郵便局の団地担当者はみなさんそうだと思うのですが、ママさん労働力の活用ということで短時間(4時間)労働者としての採用になっています で、この4時間にあわせて、団地の区画がわけられているはずだと思うのですが・・
以前にも書きましたが、現在担当している女性はすでに8年間勤めている人を筆頭に、みなさん大ベテランの方ばかりです さらに私が見る限りにおいて、みなさん労働中は私語もなく、休憩もなく、もちろん昼休みなぞなく、昼食も食べずに無駄なく働いています 私も4時半まで食事はとれていません ところが担当する3地区を、書留も配達もしているわけですから、正規労働時間の4時間以内に終わることはほとんどない 今回ゴールデンウィークではさすがに配達量が少なかったので4時間以内で終わった日がありましたが、こんなことはめったにありません 大ベテランの方でさえそうなのです ましてや、私のような新人には、4時間で配達を済ませろというのは数ヶ月たっても無理なこと・・ 実際今一番時間のかかる地区は、私も今日は配達だけで3時になりましたが、これは私だけでなく、今ベテランの人も長い時間が最初はかかったといいます
で、当然のことながら、私は残業が多い しかし、この残業はなくてはならないものであって、逆に言えば私にとっては4時間以上を「残業」として、あたかも効率的でない仕事をしているかのような捉え方(形だけですが)をされているのが、腑に落ちないのです つまりは、4時間労働以外の仕事は「本来はしてはならない残業」「経費削減のためにあってはならない残業」として位置づけられているのです これって別に深く考えなくてもいいんでしょうかね〜 なんだか気持ち悪くって仕方ないのです
つまりは、私が担当しているところは4時間で終わるようなところではない それなのに、さらに「営業」を押し付けてくる これって矛盾だらけの職場だなぁ・・と思うのです さらにいえば、団地には、今いる局ではない「特定郵便局」という小さな郵便局が存在し、聞くところによると、団地での私たちの局の郵便配達の人が営業行為をするのを嫌っているらしい・・ さらに、この特定郵便局の営業成績は、今の局と合体されるわけではないので、いわば営業行為においては、今の局と、特定郵便局は競合しているということになるわけです
こんな矛盾が背景に流れている・・ 日々仕事をしながら、民営化に先立って「利益を上げる」「仕事の効率を上げる」といった目標を打ち立てるのは理解しつつも、実際の職場は「そんなもん知らん!」といいたくなるような・・ いや「残業するなといってるのに、さらに営業しろというんかい!」と叫びたくなるような気持ちを持っていることが、気持ち悪くて仕方ないのです
ということで、長く書きましたが、郵政公社の関係者の方々、この現況を理解していただき、労働環境の改善および、今後の民営化についての参考にしていただきたいと切に思います
(郵政公社 ゆうメイトが抱える問題点)
http://densobin.ubin-net.jp/Umate/03Umt2.html
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