今日は二日目ということで、一人きりでの配達をやってきました!

って、宅配ってほんと肉体労働ですなぁ・・ つくづく・・

今日は正社員の方の地域をアシストするということで、家の近くの▲△▲1丁目と2丁目を担当しました 道が狭くっていやになっちゃった・・ 

いろいろなことを感じてしまいましたよぉ・・ほんと、社会勉強しています

まず、自分が専業主婦としていかに贅沢な時間の使い方をしているか・・というのが非常によくわかりました この仕事をしている限りは身体は確かに鍛えられる・・でもそれは強制的なものであって自分が好む好まざる関係なく忙しさの中に身をおかなければいけないもの・・ 運転しながら朝のウォーキングをしている年金生活にはいった年齢のおじさまを見たときに「ん〜 彼は自己管理ができているのだろうなぁ・・」と感心しつつも「もし働くことがお金のためなら、きっと彼のことをうらやむに違いない」とふと思ったりしたのです 自由というのは、自由の身でないからこそ熱望されるものでありますがまさにその心境ですね 自由の身のひとは、反対に自分の時間をどう有意義に過ごすかを考えなければならないのですが・・ (結構私のようないい加減な人間には、それは崇高な目標設定なような気がするんですが)暇な時間を自己管理の下で有意義に過ごすこととはやはり「衣食住足りて礼節を知る」だなぁ・・っていう感じです そういう人生の過ごし方ってやっぱり幸せなんだとつくづく感じました

次に、余裕がなければ運転も音楽も楽しめないものだなぁ・・ってね 実はバイトを始める前にふと「宅配中に音楽を聞いているドライバーさんをあまり見たことがないのだけれど・・ 私は車で音楽を聴くのが好きだから、それってやっぱりいけないことかなぁ・・」っての〜んびりと構えていたのです ところが・・です 宅配しているときって、常に次の訪問先やらを地図で確認して頭はもう道路のことで一杯なんですな 結局音楽なんてちっとも耳に入ってこなかった・・ ゆえにCDやMDはちっとも聞かずじまいになってしまうという予測もつかない結果となってしまったのです もちろん運転だって「事故をしない」とか、「パーキングするときに迷惑にならない駐車のしかたを考える」とか、「Uターンできる箇所を物色する」とか、そんなことばっかり考えているわけですから、ドライブを楽しむだなんてそんなりゅーちょーなこと言ってられません!(笑) 結局お仕事はお仕事であって、専業主婦とはまったく違う時間を過ごしているのだと、なんだかお恥ずかしいのですがいまさらながらにわかったのでありました

次に、荷物を届けるのは玄関先なのに、なんだかそこだけで人間模様が見えてくる 別に部屋をのぞいているわけではありませんし、(そーいうの嫌いですし)人の家を詮索しようとしたいわけでもない人間なんですが(どちらかといえば無関心でいたいかも?)願わなくても見えちゃう部分があるんですなぁ・・

たとえば、少し年配のおばさまは宅配の人間に対しても妙に「きびきびとしていないといけない」という要求をつきつけてくる まぁ・・ボールペンもっていなかった私も悪かったのですが「サインか印鑑お願いします」と言ったら、タバコを二本の指でもつような指を作って私に向かって「はい!」っていう・・つまりはその指にボールペンを入れてほしかったみたいなのですが・・それに気がついた私がうっかりボールペンを持っていなかったので「申し訳ありません ボールペン忘れてしまいました」と言うと「まったく!ダメねぇ・・ なんだかキビキビしてないわねぇ」とお叱りの言葉・・ はいな!確かにボールペン忘れた私はドジでした と思いつつ、すたすたとボールペンを部屋にとりに行ったおばさまも、マンションの入り口(個人の入り口じゃない)からインターホンで宅急便です!って言ってからかなり時間を置いてきてるんだからボールペン用意してくれてたら嬉しかったなぁ・・なぁんてちょっと思いつつ「いやいや、おばさまはマダム然としていたいらしい」という相手先の要望を感じて「申し訳ありませんでした これから気をつけます」と頭を下げて戻ったので・u桙?りました そうそう私は宅配のおばちゃんなのであった その立場を忘れちゃいかんぜよ!って感じね 一緒にいたヤマトの正社員の方も「あのおばさまは厳しいよ」っておっしゃっていた(笑)

あるおうちはものすごく家が散乱しているのですが、ちょうど宅配でお届けしたものがお子様の修学旅行のかばんで、それを受け取ったとたんに「やっと洗濯物が終わったと思ったらまたきたわ」っておっしゃっていた^^; 宅配も輪廻のように続くけど、このおうちのおそーじも、永遠に続くのだろうなぁ・・と思いつつ、ふと我が家の玄関ってどういうふうに見られているのだろうか?とも思ったのでありました^^;

あとは、お留守のおうちにペットちゃんたちがいる場合が多くって、ピンポンしたらわんちゃんが「わんわん!」とほえながらものすごいいきおいで玄関の鍵をがちゃがちゃと触ったりする・・あるいはシェパードなど大型犬が二匹も玄関先にいたりして、おぉ〜ちょっとこわいよぉ・・っていう感じ? あるおうちでは「こらこら そんなにほえちゃだめよ(私をみて盛んにほえていた 猫の匂いでもしたかな?) いつもはほえないのにねぇ・・」なぁんて言われたりしたからわんちゃんに向かって「ばいばい」っていったら「ほら、ばいばいって言ってくれているわよ」なぁんておっしゃられるおばさま・・ お気遣いありがとうございます(笑) 

あるマンションでは、階段(外にある螺旋階段)が、非常にこわい作りで、なんていうか・・鉄柵が非常に細いっていうのかな・・ それと階段がコンクリートなのですが、それが板のように螺旋についているだけだったりして、もう階段と柵を見ただけで空間感じまくって、高所恐怖症の私としては「ひえ〜 この階段こわいよぉ〜」とおびえながらのそろそろ歩きになってしまったり・・ ここのマンションの人って、この階段平気なのかなぁ・・ 子供たちには危ない階段だなぁ・・と余計な心配したりね^^;

こんな刺激的な世界っていうのも愉しからずやっていう感じですなぁ・・ 私ってやっぱりすでに井の中の蛙状態で生きているんだなぁ・・って思います


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