池上彰さん(元NHK記者・NHK週刊こどもニュースお父さん役)
2005年11月27日 学校・勉強本日はひさびさにICUHSに行って来ました
今日の大きなトピックスは
1)こどもの進路説明(2年次の選択科目について)
2)父母の会主催による 池上氏講演会
でした 1はとても説明が参考になりましたし、我が子のこれからの勉強の方針をある程度予測できるものでした 短時間でありましたが非常に有意義な時間でした
2は、非常に非常におもしろかった上に勉強になりました
ということで、詳細編
いつもどおり土曜日は2時間の余裕をみて車ででかけました もう驚くほどぴったりの時間に学校について、教室にいくと、まだ私以外にお一人しかきてない上に、先生がゴミ箱の整理とかをしていらっしゃる・・・なんだかこどもはぜんぜんお手伝いをしていないところ、あれれ?っていう感じはありましたが、まぁとりあえず教室に入って待ってましたが、なんだか遅れてくる人が多かったなぁ・・ 結局クラスの半分ぐらいの保護者が集まって担任の先生からの話をうかがいました
主に選択科目についてでしたが、なんだか自分だけ別世界にいるよな気持ちになったりして複雑な心境でした
先生は当然ですが、クラス全員を対象に話をしているわけで、優秀な生徒のことから、そうでない我が子のような人にまでかかわる説明をしなくてはならないのですが・・おおむね大体の人が狙っているところのメジャーなあたりにターゲットを絞っての説明でした つまりは、一部の東大クラスに進む人以外は、推薦でのICUへの入学、あるいはその他上智や外部からのICU受験、帰国子女枠での受験など、あくまで私立大学をターゲットにしているわけです ここのところ公立育ちの私としては非常な違和感がありました 『文系』という言葉はイーコール『私立文系』ともいえるような説明だったかも?センター試験の説明に重きをおいていないのがその現れかな?
ちなみに2005年度の進学状況(合格ではありません 浪人は省いています)は、以下の通りです
国公立 15名
ICU 91名
早稲田 32名
上智 32名
慶応 15名
東京女子大 1名
おぉ〜ここまでで、なんと現役で240名中186名もいるではありませんか!すごい優秀な高校ですなぁ・・(遠い目^^;)
さらにこれに外国の大学への進学者が13名
これですでに199名ですかぁ・・
ここからいよいよ我が子の可能合格圏域に入りますからちょっと丁寧にっと・・(笑)
中央 6名
青学 4名
立教 2名
明治 2名
東京理科大学 1名
法政 1名
日大 2名
明治学院 2名
日本女子大 1名
駒沢 1名
北里 2名
東京家政 2名
工学院 1名
多摩美術大 1名
東京薬科 1名
女子美 1名
帝京科学 1名
合計31人
という感じですなぁ・・
で、総計すると230名ぐらいですから、10名ちょっとが浪人っていうところかな?
こうなると進路指導が「私立文系」に偏るのも仕方ないですなぁ・・つくづく・・
こんな状況で、やはり推薦枠の内申3.8とるのはやはり長男にはきついかもしれません 分析って必要ですね むやみにできてない!というのは彼にとっては入学時からわかっていたことですし、無理な注文かもしれないと、かなり反省したりします・・
というのも、今日長男と一緒に車で帰るときに、寮生活からの心の乱れ、生活の乱れを長男からはっきりと感じ取ることができ、現在期末試験の1週間ちょっと前なのにもかかわらず、精神的にフラフラしてるんですね 自信がないところからでる不安定さみたいなものをいつもより強く感じてしまったのです
で、何が原因なのかを聞いているにつれて、なんだか私怒ってしまっていて(反省)車の中でずっとぼやいたり叫んだりしていたのです 長男もこんな親もって大変ですが、最後にはグーグー寝てしまっていたところなんだかなぁ・・(笑) まぁこれが私たち母子の関係かも?
で、さっそく帰宅してから夫に今日聞いた説明を確認し、それから寮生活について夫から「生活が乱れ、個人のプライバシーを守れずペースも乱されるのであれば自宅通学に切り替えたら?」という話になりました 子供がどうも勉強できない理由のひとつとして先輩が茶化しにくるのを止められない というのがあったのです 私は例によってそれはあなたの自覚が足りない!という意見を主張したのですが、夫は以前学生のときに河合塾に通っていたのですが、そのときに寮生活している人から同様の話をきいたことがあって、つきあい上、性格的に断ることができないタイプはどうしても勉強に集中できない生活習慣ができあがってしまう・・おまえ(長男)はそういうタイプだろう?だから勉強できない結果になってしまうのはわかるよ・・と優しく諭していました(なんだか夫えらいぞぉ!)
通学となると片道2時間半かかるわけで、本人への負担は大きいのは目に見えていますが、反面自宅から近い塾には通えることになります さらには来年4月からは武蔵境駅から学校へICUHS専用バスができるみたいですから、若干の時間短縮も図れますから、効率よくいけば2時間ちょっとで通えるかもしれません
本人は剣道がおもしろくなってきたから部活はやめたくないとのこと・・ただこの部活も、長男のような新人ばかりでおもしろくなくなった経験者がやめてしまって、結局キャプテンを長男がすることになってしまったという存続があやぶまれている状況・・
このままでは危ういぞ!長男! いったいどうする?この先・・ といったところです ハイ
さて気分を変えて池上氏の話をば・・
彼は「NHK週刊こどもニュース」の元おとうさん役として有名ですが、元々はNHKではアナウンサーではなく記者だったそうで「最近はNHKの記者は火をつけまわっているようですが〜」などとジョークを含めてみなを笑わせていました 全体としてものすごい勢いでのおしゃべりが延々と続いていましたが、保護者はずっとうなずきながら楽しいおしゃべりを聞いていたという感じです
週刊こどもニュースでは実は企画・製作者としての仕事がメインで、おとうさん役はおまけみたいなものだったとのことでした おとうさん役としてよりも、製作者として「こどもにわかりやすい内容・説明」にいかに苦労したか?といった話、番組が終わってからの質問に対しての苦労話などなど、いろんなエピソードをおりまぜて、間髪いれない早口で次々のお話してくださる
その中で印象に残ったのは、あのニュースは実はこども向けではあるけれども、大人も結構みている 60歳代の視聴率に限ってみれば20%はいくという話で「この番組はそのうち『週刊老人ニュース』にかわるかも?」なぁんてお話してました こどもへの説明については、毎回番組の前に、原稿をこどもに読んできかせて「質問があればどんどん言って」と確認しているらしい・・ 「長野と東京を結ぶ新幹線」という表現は子供にとってはわからないらしいのがわかって「長野と東京の間を走る新幹線」に変えたところ、今度は「どこに向かっていっちゃうの?」という質問があって仰天したとかね(わかります?つまりは
長野駅
│
→→→→→(ここを走る)=長野と東京の間を走るですね!
│
東京駅
という解釈をしたということですな)そんなふうに子供のとる解釈というのは柔軟性があって、大人にはわからないことがあるという話・・
それから圧巻は、世界のいろんな国が出している世界地図の紹介・・ その国が出す地図というのは、国の意識の現われだという解釈からの話・・ これはかなりおもしろかったですよ(字数制限があるので、次の日記に続きをば)
今日の大きなトピックスは
1)こどもの進路説明(2年次の選択科目について)
2)父母の会主催による 池上氏講演会
でした 1はとても説明が参考になりましたし、我が子のこれからの勉強の方針をある程度予測できるものでした 短時間でありましたが非常に有意義な時間でした
2は、非常に非常におもしろかった上に勉強になりました
ということで、詳細編
いつもどおり土曜日は2時間の余裕をみて車ででかけました もう驚くほどぴったりの時間に学校について、教室にいくと、まだ私以外にお一人しかきてない上に、先生がゴミ箱の整理とかをしていらっしゃる・・・なんだかこどもはぜんぜんお手伝いをしていないところ、あれれ?っていう感じはありましたが、まぁとりあえず教室に入って待ってましたが、なんだか遅れてくる人が多かったなぁ・・ 結局クラスの半分ぐらいの保護者が集まって担任の先生からの話をうかがいました
主に選択科目についてでしたが、なんだか自分だけ別世界にいるよな気持ちになったりして複雑な心境でした
先生は当然ですが、クラス全員を対象に話をしているわけで、優秀な生徒のことから、そうでない我が子のような人にまでかかわる説明をしなくてはならないのですが・・おおむね大体の人が狙っているところのメジャーなあたりにターゲットを絞っての説明でした つまりは、一部の東大クラスに進む人以外は、推薦でのICUへの入学、あるいはその他上智や外部からのICU受験、帰国子女枠での受験など、あくまで私立大学をターゲットにしているわけです ここのところ公立育ちの私としては非常な違和感がありました 『文系』という言葉はイーコール『私立文系』ともいえるような説明だったかも?センター試験の説明に重きをおいていないのがその現れかな?
ちなみに2005年度の進学状況(合格ではありません 浪人は省いています)は、以下の通りです
国公立 15名
ICU 91名
早稲田 32名
上智 32名
慶応 15名
東京女子大 1名
おぉ〜ここまでで、なんと現役で240名中186名もいるではありませんか!すごい優秀な高校ですなぁ・・(遠い目^^;)
さらにこれに外国の大学への進学者が13名
これですでに199名ですかぁ・・
ここからいよいよ我が子の可能合格圏域に入りますからちょっと丁寧にっと・・(笑)
中央 6名
青学 4名
立教 2名
明治 2名
東京理科大学 1名
法政 1名
日大 2名
明治学院 2名
日本女子大 1名
駒沢 1名
北里 2名
東京家政 2名
工学院 1名
多摩美術大 1名
東京薬科 1名
女子美 1名
帝京科学 1名
合計31人
という感じですなぁ・・
で、総計すると230名ぐらいですから、10名ちょっとが浪人っていうところかな?
こうなると進路指導が「私立文系」に偏るのも仕方ないですなぁ・・つくづく・・
こんな状況で、やはり推薦枠の内申3.8とるのはやはり長男にはきついかもしれません 分析って必要ですね むやみにできてない!というのは彼にとっては入学時からわかっていたことですし、無理な注文かもしれないと、かなり反省したりします・・
というのも、今日長男と一緒に車で帰るときに、寮生活からの心の乱れ、生活の乱れを長男からはっきりと感じ取ることができ、現在期末試験の1週間ちょっと前なのにもかかわらず、精神的にフラフラしてるんですね 自信がないところからでる不安定さみたいなものをいつもより強く感じてしまったのです
で、何が原因なのかを聞いているにつれて、なんだか私怒ってしまっていて(反省)車の中でずっとぼやいたり叫んだりしていたのです 長男もこんな親もって大変ですが、最後にはグーグー寝てしまっていたところなんだかなぁ・・(笑) まぁこれが私たち母子の関係かも?
で、さっそく帰宅してから夫に今日聞いた説明を確認し、それから寮生活について夫から「生活が乱れ、個人のプライバシーを守れずペースも乱されるのであれば自宅通学に切り替えたら?」という話になりました 子供がどうも勉強できない理由のひとつとして先輩が茶化しにくるのを止められない というのがあったのです 私は例によってそれはあなたの自覚が足りない!という意見を主張したのですが、夫は以前学生のときに河合塾に通っていたのですが、そのときに寮生活している人から同様の話をきいたことがあって、つきあい上、性格的に断ることができないタイプはどうしても勉強に集中できない生活習慣ができあがってしまう・・おまえ(長男)はそういうタイプだろう?だから勉強できない結果になってしまうのはわかるよ・・と優しく諭していました(なんだか夫えらいぞぉ!)
通学となると片道2時間半かかるわけで、本人への負担は大きいのは目に見えていますが、反面自宅から近い塾には通えることになります さらには来年4月からは武蔵境駅から学校へICUHS専用バスができるみたいですから、若干の時間短縮も図れますから、効率よくいけば2時間ちょっとで通えるかもしれません
本人は剣道がおもしろくなってきたから部活はやめたくないとのこと・・ただこの部活も、長男のような新人ばかりでおもしろくなくなった経験者がやめてしまって、結局キャプテンを長男がすることになってしまったという存続があやぶまれている状況・・
このままでは危ういぞ!長男! いったいどうする?この先・・ といったところです ハイ
さて気分を変えて池上氏の話をば・・
彼は「NHK週刊こどもニュース」の元おとうさん役として有名ですが、元々はNHKではアナウンサーではなく記者だったそうで「最近はNHKの記者は火をつけまわっているようですが〜」などとジョークを含めてみなを笑わせていました 全体としてものすごい勢いでのおしゃべりが延々と続いていましたが、保護者はずっとうなずきながら楽しいおしゃべりを聞いていたという感じです
週刊こどもニュースでは実は企画・製作者としての仕事がメインで、おとうさん役はおまけみたいなものだったとのことでした おとうさん役としてよりも、製作者として「こどもにわかりやすい内容・説明」にいかに苦労したか?といった話、番組が終わってからの質問に対しての苦労話などなど、いろんなエピソードをおりまぜて、間髪いれない早口で次々のお話してくださる
その中で印象に残ったのは、あのニュースは実はこども向けではあるけれども、大人も結構みている 60歳代の視聴率に限ってみれば20%はいくという話で「この番組はそのうち『週刊老人ニュース』にかわるかも?」なぁんてお話してました こどもへの説明については、毎回番組の前に、原稿をこどもに読んできかせて「質問があればどんどん言って」と確認しているらしい・・ 「長野と東京を結ぶ新幹線」という表現は子供にとってはわからないらしいのがわかって「長野と東京の間を走る新幹線」に変えたところ、今度は「どこに向かっていっちゃうの?」という質問があって仰天したとかね(わかります?つまりは
長野駅
│
→→→→→(ここを走る)=長野と東京の間を走るですね!
│
東京駅
という解釈をしたということですな)そんなふうに子供のとる解釈というのは柔軟性があって、大人にはわからないことがあるという話・・
それから圧巻は、世界のいろんな国が出している世界地図の紹介・・ その国が出す地図というのは、国の意識の現われだという解釈からの話・・ これはかなりおもしろかったですよ(字数制限があるので、次の日記に続きをば)
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