今日は次男の担任の先生との面談でした

一言でいえば、学業については遅れているわけではなく、漢字を筆頭としてがんばってやっています 毎日楽しく学校に通えているみたいです その程度でした
理科・社会についてはどうですか?内容は理解していますでしょうか?ということについては大丈夫とのことでした

でも先生自身「社会などもいい加減になっていましてね たとえば昔は都道府県名とか山地山脈などは4年生できっちり覚えることになっていましたが・・ 覚えさせるというチェックのテストは今はないんです つまり覚えていないまま5年生になって、教科書は覚えているのを前提にした内容になってしまっていてね・・」とのこと・・ それは説明する方も大変だなぁ・・と思ってしまいました はい 普段次男に「絶対に5年生なら都道府県を書くテストがあるはずだから覚えなさい!」って主張したのが間違っていたことになります 次男はちゃんと「そんなテスト一度もないよ」と言っていて、またぁ・・いい加減なこといって!なぁんて思っていたのですがこれは事実だったのですね やれやれ これじゃぁ日本の小学生みんな帰国子女ですな・・(といってもちゃんと塾にいっている小学生は覚えているでしょうけど ^^;)

で、その後担任の先生とは、学年活動の話をしました 10月末にすることに決定し、そのほか2回ほど私が中心となってやりたいことがありますという話をしました 1回は、これはほんといい加減なのですが(笑) 古代エジプトのヒエログリフ文字を使ってみんなに自分の名前を作ってもらう というもの・・ これはインターで子供たちはやるのですが、実は我が家にはエジプト旅行したときのパピルスに書いた文字がサンプルとしてあります インタネで調べたところ、ヒエログリフ文字を50音であてはめてものが載っていましたので、私自身は読めないのですが、一応自分の名前を作ることができるわけです

これをエジプト文明など、世界4大文明の話をまず前座で地図において確認をしつつ、実際にパピルスを見てもらいながらやってみようかな・・と かように大胆な企画を考えています まぁ・・自分の名前が象形文字(といっていいものかどうか不明だけど)で完成するのは達成感があっていいと思います

それから、できればもう一回理科の実験を含めた形でどなたか講師になってきていただけたら・・と思います それができなければ、私自身がヨルダンのことについて講習を開こうかな・・と考えています 以前イラク戦争のときに日本に退避し、次男が通った小学校で3年生を対象にして1時間いただいて講習のようなものをしました 3年生だったので若干難しかったのですが、今度は5年生か6年生対象になりますので、より計画を練り上げて、楽しい講習にしたいなぁ・・・といったところです

本当はヨルダンで知り合った方の中で、イスラムを研究なさっていた学者さんがおられるのですが、彼女にかいつまんで講習をしていたけたらと思っています これは私の稚拙な講習が終わってからにしようかなぁ・・とも思っていますが・・^^;

それらの話を先生としたあとに、校長先生のところにいって、私が市長さん宛てに出したメールを見ていただいて、自分の考えと、校長先生の考えをすり合わせてもらいました まぁ・・校長先生としてはお仕事が増えてしまった!と思いつつも、父兄の話はじっくり聴かなきゃいけないし・・ ちょっとは前向きなお母さんではあるのでなおさら聞かなきゃね っていう感じがしないでもないのですが・・ 一応ソツなく聞いてくださいました 私も教育長さんがわざわざいらっしゃらなくても・・ と思っているとは伝え、教育長さんがどのような姿勢で聞かれるのかも知りたい 市として取り上げてもらう意味などを長ったらしく(笑)説明しておきました

話を通して感じたのは、学校および市としては先生は精一杯のことをしていらっしゃるのですね ところがいかんせん授業数が少ないので、そのやりくりに大変であるのが現状・・ ですから意味のないものは不要であるという基本的スタンスを端々に感じたのは確かです

私はいまの学校教育に足りないのは、教育をもっと身近なものとして感じることではないか?と主張しました たとえば駐在者として外地にでると、日本は加工貿易で成り立っているというのがよくわかる そのことを意識できてないと、なぜ勉強しなきゃいけないのか?なぜこの勉強が将来必要になってくるのかがわからないままである この観点から小学校教育を見てみると、福祉であるとか環境問題であるとかそういったものには実に熱心さを感じても、日本経済を支えていく社会人として育っていくものとしての教育的配慮が薄いように思えてならない だから、保護者によるご自分の職業について、あるいは業種について説明をしていただいたりする授業というものがあってもいいのではないかしら? ということ あとは授業をお父さん・お母さんである存在にしてもらうことによって、地域全体で学校教育は支えられているのだというのを、今はわからなくても将来的に気付いてもらえるようにした方がよい そういった内容での主張でした^^

まぁ・・理想といえば理想ですが・・ 少なくとも地域での取り組みが無理だとしても、次男がこの小学校にお世話になっている限りは私も積極的に関わり、実践していきたいと思います

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