ISBN:456957839X 文庫 野村 敏雄 PHP研究所 2002/11 ¥740
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実は今まだ読んでいないのですが、夫が先日私のためにといって買ってきてくれました

というのも私秋山好古氏大好き人間なのであります!(笑) この方は日露戦争で騎馬軍団を率いて大活躍なさった大将で、なんと松山(愛媛県)出身 私の父が今治(いまばり・愛媛県 松山のすぐ近く)出身ということで、馴染み深いこともあったのですが・・

初めて彼を見初めた(^_^;)のは「坂の上の雲」(司馬遼太郎著)
(ご参考
http://www5d.biglobe.ne.jp/~atwebkc/sikiarasuji.htm
で、彼の信条もろもろにものすごく惹かれてしまいました!一目ぼれそのものです!(笑) ほぉんと私の理想像ってこんな感じね 坂の上の雲自体もとっても明快でわかりやすくっておもしろかった でもでもやっぱり好古氏最高! 男がほれる男っていう表現が各所でなされて(ご参考:
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Lake/6006/retsuden/yoshihuru.html
いますが、ほぉんとそんな言葉がぴったりの男性 真面目で律儀で何事をも打破していこうという精神が私の心をくすぐりまくりました 

この方の無欲で勉強熱心なところは・・生家が貧乏だったから・・というところもあるのですが、愛媛というところは実際に結構貧しかったりします それは私が幼少のときから感じていました やはり土地柄もあるのでしょうか?よく田畑がたくさんある県というのは地の方ものんびりしてしまうって聞きます たとえば関東でいえば茨城・千葉・埼玉っていうのは肥沃な土地ですから学生ものんびりしてる人が多いってね ところが長野県人は他県に働きに行かなければならない土地なので、優秀な人間が多い 実際、戦争中に(母がよく言ってたのですが)商人の町大阪の部隊の人間は弱かったんだよ それに比べて東北出身の部隊は強かった・・ってね かようにそれぞれの県で背負っているものってあるように思います 愛媛は何度も里帰り?していましたがご存知のとおりミカンの名産地でミカン畑は広がっていますけれど田畑は非常に少ない だから造船とかタオル生産とか農業以外で成り立っている部分も大きいのですが・・・・ 町全体の物価もいつも安くってね でもソノ分、人情の厚さはピカ一!っていうぐらいとっても優しい方ばっかりで、真面目で優しくて、どことなく天然!って感じがいっぱいするところだと子供のときから感じていた そういえばどことなくヨルダン人にも似ているような・・いやいやもっと素朴なんだなぁ・・これが(笑)・・と感じてしまうのです 最近は瀬戸大橋ができてなんだか様相が変わってきましたけどね^^ 小さいころは広島からフェリーや水中翼船(知ってる?ご参考:
http://www3.starcat.ne.jp/~museum/Hispeed/hispeed.htm
で四国に渡っていたのですが、広島(尾道)から船にに乗るときに、すでにフェリーのおじさんは優しくってなにもかも信じちゃっていいっていう雰囲気の方ばかりになっていた 今治の港に足を踏み入れたとたんに「じょうちゃん じょうちゃん(おじょうちゃん のことね)」と赤の他人であっても屈託無く話しかけてくる地元の人の気持ちを感じるのがとっても好きだった 私がだれにでも同じように優しくしたいって思う気持ちの始まりはこんな父の生家の環境もあって、もちろん父の母(つまり私の祖母ね)も万人にとてつもなく優しい、分け隔てなく人を愛せる人でした とっても好きな祖母だったのです 大阪のどことなく子供もだましちゃうっていう雰囲気・・都会の世知辛いところを肌身で感じてはいましたが、四国に渡ると明確にその違いというのを知りました

そういう四国の土壌というのを知っているだけに、秋山好古氏のお人柄を読むにつけ、この朴訥で真面目なところが非常にフレンドリーに思え、もちろん頭がよいというのもなんとなく理解できたりする(笑) そんなかんなで、私を惹きつけてやまないものがたくさんあるのです 

夫と結婚してから何度か松山城にも行ったのですが、ここの殿様はなんと夫出身の桑名藩のお殿様と関係があったのです(ご参考:
http://www.asahi-net.or.jp/~me4k-skri/han/shikoku/matuyama.html
なんだか縁があるんだなぁ・・と思っていましたけれども そのときはそれで終わっていたんですね
でも結構桑名藩・・というか三重県人は私には異文化・・夫は町の様子などは今治と桑名はとっても似てるって新婚時代から言っていたのですけどね・・ 似て非なるもの・・って感じがするのはなぜなんでしょうねぇ・・(笑)

それにしてもわが夫は私が熱烈なファンであることを理解してくれていてこのように本を買ってきてくれたりする・・ 思い出したのは、結婚する前に、私が子供のときに読んでものすごくショックだった本の話をしたら(「わたしは死にたくない」というハンガリーが舞台の第二次戦争時のノンフィクション物語)その本を神田の古本屋街で探しだしてきてくれた これにはびっくりしました そのころ夫はわたしに「ぼくは結婚前も結婚してからも変わらないと思う」とよく口にしていましたが、今結婚して16年になってその言葉どおりだなぁ・・って思ってます こう書くとオノロケみたいだけど、結婚当初はその言葉になんだか残念な気持ちになったんですけどね〜(笑)
 
そうそう・・そういえば、夫がボート部出身ということもありますが、最近夜10時から何チャンネルかで(笑)「頑張っていきまっしょい!」(学園ドラマ)
(ご参考)
http://www.ktv.co.jp/shoi/story/01a.html
という番組を面白い!といって見だしています ここも舞台が松山で、言葉はなんだか地元の言葉とはちょっと違うなぁ・・と思いつつ、白砂青松の海岸を懐かしく思い出したりしています 奇しくも父は愛媛で高校時代からボートを漕いでいたのです 海でこぐってこういう感じなんだなぁ・・と郷愁を感じたりもしています

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