CAP=Child Assault Prevention

これはCAPなのはな事務局(NPO)が行っている子供と保護者への講習会なのですが、とりあえず私だけ参加してみました

CAPはわかりやすくいうと、子供たちが自ら自分の大切な心とからだを守る方法をわかりやすく示していくプログラムで、発祥は1978年のアメリカでおきた小学2年生の女の子のレイプ事件をきっかけにできあがったプログラム・・でした
実際に子供が受ける講習を少数の子供たちと、子供の気持ちに戻って親が受けるという形でしたが・・ なかなかよかったですよ

要するに「安心」「自由」「自信」を子供同士の間でも阻害しないようにしよう! 人に言えないような大人からの性的強要は必ず信頼できる大人に相談ができるようにしよう! といった感じのことを、3人の講師の方の寸劇などを通して学べるようになっています 特に寸劇が印象的なのですが・・・

まず、子供が子供に帰宅途中かばんを持たせることを強要するというシーン・・よくありがちなことですが・・ そのデモ・・
それから 知らない女の人が子供をいいくるめようとして車に乗せるというシーン、最後に親戚のお兄さんが男の子を部屋にゲームをしようといって誘ってキスなどをするというシーン・・でした 結構3番目についてはショックですよね・・ そういうのってあるんですか?こういうのより女の子がチカンにあったりすることのほうが多いような気がしますが・・と最後に個別に質問したりしたのですが・・ 3つ目の場合こそ、人に言えない悩みで、たとえば親からだったりという場合って結構あるんですよ・・ と伺い・・そうか・・確かにこういう被害というのは特に表面には出てこないものだからなぁ・・ と納得してしまいました

それぞれのシーンに応じて対処方法が再度寸劇で行われたりしますので、子供にとっては頭に残るいい教え方だと思いました 私も子供のころにチカンによくあったのですが、こういう講習会があったらあのときの恐怖・・足がすくむという体験をもう少し和らげることができたかもしれない・・と思いつつ・・

ヨルダンにいるときに、アメリカに留学していたという方が補習校の先生をしてらして、レイプが日常茶飯であること、日本人はレイプに関して無頓着すぎる(沖縄で事件もありましたが) 自分の周りにはいつもレイプされる危険があると思って行動しなければならない 自己防衛を絶えずしなければならないのは当たり前のこと・・ という話をしてくれたのを思い出しました 実際彼女は、夜に図書館で勉強して、学校内の宿舎に戻るときにも、必ず男友達の車で迎えにきてもらい、宿舎に戻るようにしていた(でないとキャンパス内で事件が起こるそうです) とのことで・・ なかなかに厳しいものがあるなぁ・・ と思いつつ・・

自分の若いときを振り返ってみると、日本ではレイプっていう言い方はしないけど、痴漢が非常の多くってひどかったのを思い出します とくに横浜の緑区(今は青葉区)に引っ越した社会人のコロは、悪名高き田園都市線での満員電車ではそれこそ日常茶飯でしたね・・ そのころになったらもう男性に対しての恐怖心はなくなり、結構あきれ返ったりしてましたけど(一度は車内で怒鳴ったこともあり!)、やはり小学校や高校生のときのチカンや露出は恐怖そのものでした 私が大学生になって男性不信になったのもこういうことが影響しているのかもしれないな・・ってふと思ったり・・

このプログラムを見にいったきっかけはPTAの学級委員をしているため、年に1回学年活動というものを企画しなければならずその調査?のためにいってきたのですが・・(逆にいえば、PTAの役員をやっているとこういうことに触れられる機会があって勉強になります)対象が30人ぐらい・・ということで、2クラス同時にできないことや、親は別々の参加ということになって、実現するのはちょっと難しいかな?って思いつつ・・ もったいないなぁ・・と思ったりしています
なんとかならないものかなぁ・・・と思案中・・・^^;

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