05月10日付 朝日新聞の報道「イラクの日本人拘束、斎藤昭彦さんの旅券と確認 外務省」へのコメント:

/////////////////////////////////////////////////////
今日はこれといって何もない日でした
こんな日は「不思議の国のアリス」の なんにもない日 おめでとう!と言う言葉を思い出したりします^^; ほんとこんな平和な日を迎えている私たちは幸せですよね

一方で上記のような不穏な事件がまたおきています 人質になった方のご無事を心から祈りたいのですが・・やや過激な組織に拉致されてしまったみたいで・・ 先の日本人青年のようにならなければいいのですが・・・

今回は警備員ということでのイラク入国だったので心からの無事を祈りたいのですが、やはり先の日本人青年(香田証生)の行動はどう考えても無謀すぎ・・非常識な行動からのもので殺されたのもやむを得ないかな?と思ってしまう私は過激でしょうか? イラクは現在もいわば戦争中と言っていいわけであって、あの当時ラマダン(断食月)中、日本人の危機管理意識の無さをもろに背負って入国してしまった事件、バスで簡単に入国できたとのことですがラマダン中の半ズボン姿に東洋人の顔はいくらなんでも目立ちすぎだったようです 最後の言葉がまた生きて日本に帰りたい・・だったようですが・・あれからネットでバックパッカーのサイトを読んだりしたのですが、夜中にエジプトのピラミッドに死ぬ思いで登ったなどという話が得意げに書かれてあったりと・・ほんと向こうの大使館の方のご苦労を知っている者としては迷惑千万な話です 

あの当時はたとえば夫の会社(商社)でも、イラク入りというのは絶対にしません 現在もそうだと思うのですが・・ 万が一ということを考えるととても入れるような状況でもなく、命の尊さというのは前もって自分にふりかかる危険を意識することが第一歩ですよね 私がアンマンを出るにあたってヨルダン日本大使館に行く用事があったのですが、そこにヨルダンに来た日本人の人の「旅のノート」のようなものがあって、香田氏が入る前にも一人入ったよ!と書いている人がいました その人も「案外(イラクへの)入国は簡単だった」とさぞ自慢げに書いていましたが、思わず夫は、こんなやつは死んでしまえ!って言っていました 夫の言葉が過激とは思えません あまりにも自分の命を大切にしなさすぎる人が自慢っぽく日記に書いているのは人命をバカにしすぎていると思います

あの当時大使館の方は、人質事件が起こるたびに夜を徹してのお仕事になったのを記憶しています 仕事が大変になるからダメとかそういった軽薄な意見ではなく、命を粗末にすることは自分自身の問題であっても、軽率な行動というのは目に見えてこないさまざまな影響を内外に与え、それに翻弄される人たちもいるのだと・・ 私はとくにバックパッカーの人に言いたいですね それでもあなたたちは無謀なことを世界各地でしてくるんですか?それを自慢にしたいのですか?って・・・

駐在している日本人の間では結構バックパッカーの愚行は話題になるようです 人に迷惑をかける「危機」を感じたいなんていうことは決してしないようにしましょうね〜 海外では日本人ひとりひとりのことを日本国政府は面倒みなきゃいけないわけで、それは時には危険なところに行った人を助けるために領事さんなりがお迎えにいったりと、いわば外地における保護者のような立場の人がいるのです 外地でなにかあったとき、親が迎えに来てくれるときは、本人は死んでいるということになることを・・忘れないように!

ところで、外地でなくなると遺体を外地の風習で埋葬されてしまうって知ってましたか?もし個人的に飛行機でもって帰らなければならないとしたら(たとえばヨルダンだと)何百万とかかるそうです ちなみにヨルダンでは火葬はできないので(イスラムは火葬はしない)ヨルダンの土になってしまうらしいのですが・・ 死後も親がお墓参りを外地に行ってしなければならない場合もあるわけで・・ そんな悲しいことになるようなことはほんとやめましょうね

ということで、安穏とした今日の日と、イラクでの日々・・ヨルダンではお隣の国ということで緊張して情報などを聞いていましたが・・・遠く離れてしまったとはいえ、アメリカがイラクをボロボロにしているという状況はやはり許しがたい(元々フセインを大統領にしたのもアメリカではありませんか! イスラムをバカにしすぎている・・て つい思ってしまいますけれど・・・) それでも、もっとも被害者になっているのは、いまやアメリカ国民ではないのかな?とふと思ったりもしますね

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索