今日は友人と久々にあって(3年半ぶり)子育てについての話をたくさんしました

そのときに改めて思ったことが、自分自身が良い大人になることが大切だなぁ・・ってことです

こちらに戻ってきてから同じマンションに住むある方が「最近龍忍(私の次男)君とつきあっている子だけど・・あまり近所で評判のよくない子なのよ・・最近はそういう子もまわりにいるからちょっとお耳に挟んでもらいたくって・・」とのご注意?を受けました
で、何がよくない子なのか?と聞いていると どうも買い食いをしたりゴミをそこらへんに散らかす・・言っても聞かない・・ とのことでした

 その子たちの一人は駐在する前から知っている子で、とくに家庭環境として悪い中で育っている子ではないのを知っていましたし、ふ〜ん という感じでしたが・・とりあえずお礼を言っておきました

 で、龍忍なのですが、本帰国してからというものの友人をたくさん家に連れて戻り、私はさっそくお友達と仲良くなってゲリラごっこなどしている光景に目を細めていたのですが・・まぁ・・どんなお子たちなのかというのは、自分で実際に確認してから判断しようと・・とりあえず、龍忍にはゴミポイ捨てと買い食い禁止令だけは出し・・ その後様子をみていました

でも我が家に来る子供たちはきわめて素直な子供で、よくあるやんちゃな子供たちかもしれませんが、私には利発でいい子に思えるのです・・ 彼らが遊びにきてくれたときは、私は最低の注意事項だけを述べて、あとはお菓子を出したり、ちょっと会話に参加したりしつつ・・駐在中寺子屋、補習校で培った?子供たちのふれあいの楽しさをちょっとでも引出せるかなぁ・・と興味津々の姿勢は気持ちをまったくそがれることもなく・・ 子供たちも私になついてくれて、いつも挨拶をしたり、「龍忍ちゃんいる?」と声をかけてくれたりと・・ なかなかに可愛い男の子たちだなぁ・・ アンマンから戻ったら子供たちとのふれあいは少なくなるんじゃないか?と危惧していたのは杞憂であった よかったよかったと思っています

最近は映画にいこうとか、ジャスコにいこうとか、あるいはあげくには愛知万博にいこうとか、どうも龍忍が提案をしてみんなが乗ってくるという傾向が見られ、そのたびに、それは親が一緒じゃないといけない・・と言って、事前調査を私がしたのち具体的に計画を実行すべくみんなと再度連絡を取らせる・・という手順を踏むようにしています もちろんそれらも子供にとっては社会勉強にもなると信じつつね・・

当然子供は、私のことを自分たちの企画に賛同してくれる協力者として信頼してくれるものです いろいろな企画は、実行するには相手の親との協力も必要ですから(実行するのは我が家が主体であっても、それぞれの親との緊密な連絡は絶えず取り合っているのだと、子供が認識する必要があると思いますので)、電話連絡なども子供の前でするようにし、もし親に連絡がいっていない場合は、そのお子に、私とのイベントがある場合は必ず親に報告すること・・を再確認してもらうようにしています

こういったことは、自ら提案したことに対しての大人の世界のルールを見れるチャンスでもあって、大人が大人のルールの中で示すものとは違い、実際に子供が大人になっていくためのステップのようなものだと思います 企画して実行するまでになにかしらの手続きが必要なのだということを、自分がやらないまでも、身近に感じ、そしてそれらの実行を回りの大人が心から喜ぶという姿勢を持つことこそ、子供たちはやらなければならないことを進んで考えていくようになるのでは?と信じています

ある日子供が外で遊ぶといったとき、ある程度の信頼関係ができたと確信した時点で、「あのね おばちゃんはゴミについてはうるさいよお・・ 絶対にゴミはポイしないでポケットにいれるんだよ、それから買い食いも絶対にしないこと! これだけは守れるよね!」と注意喚起しておきました こどもたちは明るい表情で、「うん!ポケットにいれておくよ!」とのお返事・・ たとえ一回できかなくっても・・ 彼らが遊んだ結果、再度見直して・・ それらが守られなければ楽しいイベント企画も私は賛同できないという意志を彼らに見せることが、とても大切・・ あなたたちは悪い子!というレッテルを貼って、注意しても子供は聞かない・・ まず子供に信頼されてこその約束事だと思います 
だから、私はこれから次男が自立するまでの間、彼の友達をも含めてゆっくりとつきあっていこうと思います 私があなたたちにとって心地良い大人であったことを・・・・ 将来成人したときにわかってもらえたら・・ とっても嬉しいな・・って 思いながら・・

子供にとって心地良い大人に出会えるチャンスはあるようで少ないのかもしれません 実際私の住んでいるマンションの方もお子が大きくなったからということで共稼ぎしている主婦の方も多い・・手が離れたといっても、これから自立への準備をするという中で、親との連携が薄れてしまうことは案外見落とされがちです 

私は専業主婦ですが、これから働く気持ちも実のところありません そのかわり専業主婦としてまわりの子供たちにしてあげることは精一杯してあげたいと思っています それは社会においては一方で労働の提供者となり、一方では福祉的(?)事項の提供者であり・・お互いがもたれあいながら生きて成り立っていくのがこれからの社会だとも思えるからです

今日友人とお話しをして、教育現場の話にもなったのですが、やはり補習校を通して感じたのは、子供の教育というものは、ただ物を教えるだけじゃないってことで、信頼関係から生まれる心の教育というのは必要なもの・・ でもそれを今の学校の先生に求めるのは・・残念ながら現在の教師の質からいってもやはり期待は薄いのだと(もちろん学校によるかもしれませんけどね)・・ だからこそ家庭でできることを今改めてみつめることも大切なんじゃないかなぁ・・ そんな話をして次男をみて、彼は学校家庭から何を学んでいるのかなぁ・・ そうしてどんな大人になっていくのかなぁ・・と 思うのでありました

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