閑話休題

四十郎（夫）の最近の行動について・・

彼はとても料理が好きで、大学時代はボート部でエッセンマネージャー（エッセン＝食事かな？）的なことをしていたこともありました　当時はインタネがなかったので、図書館にいって作り方のレシピを見て、スコッチエッグを作ったこともあったよと言われたのには仰天してしまったのですが、それにもまして、食べる側がなんにでもソースをかけるのをみて、俺は激怒した！という言葉も・・なかなかのこだわりを感じていましたね

で、新婚のとき、私はまだ働いていたのですがある日帰宅すると、台所からいいにおいがするではありませんか・・　なにかなぁ・・と思ってみたら、鶏肉に檸檬をはさんでジュージューフライパンで焼いてるではありませぬか　ほほ・・お・・　おいしそう！と、思わず嬉しくなってしまいました
私はあまり料理は得意ではないので、いろいろと指示されることも多いし、かたしていない冷蔵庫の中身を一番把握しているのは四十郎のほうで、「そろそろアレ熟成されすぎてるんじゃない？」と東海林さだお的発言もあったりして、　まぁ・・　食へのこだわり（といってもB級グルマンなんですけどね）がある方はこうもチェックしてくるものなのね・・　といったところ・・

で、子供が産まれてからはその傾向がとんとなくなってしまって寂しい限りだったのですが・・実は先のアンマン駐在中、彼の才能は再び芽を出して・・　朝食は作ってくれるし、私だけが日本に一時帰国したときはお弁当（といっても日の丸弁当ですが）は子供にちゃんと用意してくれるし、泊まってもらったメイドが熱出したときもおかゆは出すし・・　子供の夕食はもちろんメイド任せにせずに、四十郎が作った・・　と・・　3回ほどの私の一時帰国はほんと安心して夫に子供を預けてしまっていました（ありがとね）

駐在の最後の方になると、子供と私に「とろとろ卵ベーコンご飯たべる？」とか、「龍忍！カレーライス一緒につくろう」とか・・ほんといいパパぶりを発揮してくださり（笑）私も個人の才能は伸ばさなきゃね・・とばかり、おいしく作ってくれる彼の食事に舌鼓を打っていたのでありました（ちょっと塩辛いのが難点ですが）

で、今実は私たちが本帰国になってアンマンで単身でいる中、なんと自分で自宅接待しているというのです　メールでは「もうちょっと（作りすぎているのを）トメラレナイよお」との叫びもあったりして・・　

簡単なお料理はもちろんのこと、最近はさつまあげも作ってしまっているようで・・　思い出されるのは冬場だけスーパーに出現する白菜の漬物・・　これは心底いとおしそうに、何度も水かえしている姿をみて思わず「ねぇねぇ、そのお漬物を愛しく思う気持ちと同じぐらい私のことも愛しく思ってよお・・」とちょっと妬いてしまったほどです　筋金入りですなぁ・・　そういえば、大学の先輩で合宿している最中に調理師の免許をとってしまった人がいるのをちょっと羨望のまなざしで懐古していたのを思い出し・・いよいよ彼もその道に入れるかな？という感じね・・＾＾；

ということで、今度本帰国した暁には、また食事作ってくださいね　お願いいたします　給食メニューにこだわりを見せる龍忍はやっぱり正真正銘あなたの子供です！