入学式行ってきました
それはそれは荘厳な雰囲気での素敵な入学式でした

ICUはプロテスタントの学校ですので、礼拝堂がひとつあります すでに老朽化しているような雰囲気なのですが260名弱の子供たち、大勢の(1科目12人ぐらい)先生方、父母が入ってちょうどぐらいの中規模ぐらいの教会でした

その昔霊南坂教会で結婚式をあげたのですが、ここもプロテスタント・・カトリックとは異なり偶像崇拝禁止ですので、十字架しか飾っていずに、マリアさまやイエスキリストの像などもなく、またここはステンドグラスなどもないさっぱりとした仕上がりのため、よけいに簡素で清楚な感じのする教会でした

真ん中にどん!とパイプオルガンがおいてあって、10時の開始とともに、2,3年生の楽器演奏(聖歌)がおごそかに始まりました 全体として日曜礼拝のようなスケジュール?で式は進行しました

感激したことをいくつか・・・

1つ目は・・
子供ひとりひとりの紹介(といっても名前だけですが)をちゃんとしてくれていて、もちろん先生の紹介もあり、個人を大切に扱ってくれているという感じがしました 好感もてました

2つ目は・・
聖歌が独特の雰囲気を出してくれ、聖書の一節を読み上げてくれたりするのですが、全ての進行は日本語のあと英語の訳が入りました インター出身としてはかけがえのないもののひとつになるかな?と思います

3つ目は・・
子供もみんなお行儀がよかったのですが、父母の席も、だれもしゃべる人がいなくって、非常にお行儀がよかったです すごいですねぇ・・

4つ目は・・
入学した子供全員に「世界人権宣言」の宣誓をさせるそうです キリスト教精神を読み上げてくれましたけれども、なんとなく普段自分が子供にいいきかせていることが多く(友愛、自己コントロール、柔和、誠実・・などなど)、校則などの制限がなくても、こういった指針を子供に自然に持たせていくという雰囲気がすばらしいと思いました 

5つ目は・・・
生徒会長の祝辞があったのですが、他の先生に比べても格段におもしろい祝辞で、相当にしっかりしてるし、何より最初から最後までICUはほんとうにいい学校だよ!との主旨がはっきりと感じられて、後輩へのメッセージが「この学校に入れてよかったね」というものであったことがすばらしいと思いました
生徒会長だけでなく、先生方もICUという学校を誇りに思っていらっしゃるのが随所に感じられ、子供をここに安心して預けられる・・と思いました 生徒会長が「ここではすぐにお友達ができると思います でも万が一できなければ、僕が一番最初のお友達になりたいと思います」との名言は生涯わすれることはできないでしょう・・

6つ目・・
校長先生のお話が、龍忍の公立の学校の先生と比較してしまったのですが、やはり慈愛に満ちているというか・・、ちょうど東洋人の子供をいじめている日本人の男の子のことを先日書きましたが、そういったことを含めて、人格者であるなぁ・・と感じられるお話でした

ICUHSに入学したら生徒は全員「世界人権宣言」にサインするそうです 世界56カ国からの生徒、さらには日本でも20県?を超える地域からの学生が集まっていて、いろんな個性をもった子供が集まっている中、人権というものを大切にしていくという姿勢をまず大きな柱としてもっていることは、理論だけでなく実際に自分が外地で経験を積んだ子供たちが多いことで、より深い理解をもって守られているのだろうな・・という感じがして、これまた感激してしまいました! はい

7つ目は、大学、高校構内のすばらしい桜・・いったい何本あるのかわかりませんが、それぞれがかなりの高さと大きさを保持していて、一般の方も散歩にこられている・・なんだか私にはこの桜がICUの力強さ・・美しさを持ちながらしっかりと根をはやしている精神性に感じられて・・ちょっと親バカしきっているようですなぁ・・(笑)

ということで、各クラスに分かれてからも、父母の役員など比較的和やかな雰囲気で決まった(みなさん誰もいなければ、まぁ・・じゃぁ・・やりましょう・・みたいな雰囲気ね)のですが、PTAの役員の方も「だってICUですから・・(何の問題もないし、父母もちゃんとやってくれる人が多い)安心ですよ」とおっしゃったりしていて・・おかしかった・・

担任の先生も独特の雰囲気がありましたが、配慮が細かい・・はっきり比較して申し訳ないのですが、ここの公立の小学校とはやはりレベルの差は歴然としており、現実をはっきりと感じてきました・・・

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索